映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジャック・スパロウ船長の英語名言10選
簡単なあらすじ
パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち | 予告編 | Disney+ (ディズニープラス)
舞台は17世紀カリブ海の港町ポートロイヤル。海軍総督の娘エリザベスは密かに海賊の金貨を持っていた。ある日、伝説上の海賊船ブラックパール号が現れ、町を襲い、エリザベスは誘拐される。ブラックパール号の船長バルボッサに恨みを持つ海賊ジャック・スパロウとエリザベスに恋心を抱くウィル・ターナーは利害が一致。ともに救出に向かう。
名言①「この弾丸はお前用じゃない」
This shot is not meant for you.
By Jack Sparrow
[26:44]ウィル・ターナーと初対面シーン
ジャック・スパロウ船長は海賊らしく銃を持っていますが、それは無差別に使う用ではありません。”ただひとつの目的のためにだけに” 持ち続けてるものなのです。
海賊だけど関係のない人は無闇に殺さない。ジャック・スパロウの固い決意と男気が感じられる序盤の名言です。
・meant for 〜のための、意図されている
名言②「業界用語じゃ”頂戴する”と言うんだ」
We’re going to “commandeer” that ship. Nautical term.
By Jack Sparrow
[44:42]海賊船を奪うシーン
「あの船を盗むの?」と不安げに尋ねる新米海賊ウィル・ターナーへの返答のセリフ。いかにも海賊らしくて印象深い上に、日本語の翻訳も見事すぎる名言です。
・commandeer奪い取る
・Nautical term 航海用語
名言③「この世で重要なことはひとつ ”自分の取る道は 自分で選択する”」
The only rules that really matter are these:what a man can and what a man can’t do.
By Jack Sparrow
[49:48]ウィル・ターナーがジャックに絡むシーン
自分の父親が海賊だと聞かされ、「そんなの嘘だ」と喚くウィル・ターナーを黙らせた一言。堅気とウィルにとって自分に海賊の血が流れていることは受け入れがたいこと。しかし、今大事なのは想いを寄せるエリザベスを助けること。
時にはいつまで悩んでも選択しがたい運命に直面することもあります。人生は選択の連続。大事に心の引き出しにしまっておきたい名言です。
・really matter 本当に重要なこと
名言④「“チャンス”を待つんだ」
We wait for the opportune moment.
By Jack Sparrow
[1:10:50]エリザベス救出シーン
エリザベスの危機にまたしてもウィルは狼狽。そんな彼にかけた百戦錬磨感溢れるジャック・スパロウの名言です。
しかし、いいこと言ったのに、ウィルに不意をつかれて気絶してしまうのが彼らしくてお茶目。ファンにはたまらない名場面です。
・opportune 好機
名言⑤「俺は答えを知っている」
I know whose blood you need.
By Jack Sparrow
[1:17:25]バルボッサに捕らえられるシーン
エリザベスの血を捧げたにも関わらず、呪いが解かれなかった海賊たち。怒り心頭のバルボッサに殺されそうになったジャック・スパロウは、ここぞとばかりに切り札を提示しました。鳥肌の立つ作品イチのかっこよさ。
こちらも日本語訳が秀逸すぎます。英語学習の余力がある方は、ぜひ見比べつつ楽しんでみてはいかがでしょうか。
名言⑥「信用度はお前より俺だろう」
Therefore, my word is the one we’ll be trusting.
By Jack Sparrow
[1:20:20]バルボッサと交渉するシーン
ジャック・スパロウとバルボッサの間の事実が明かされる場面での名言です。
裏切り者はバルボッサ。ジャック・スパロウはあんな振る舞いだけど、作品の最初から最後まで、揺るがない正義感を感じられる人物として描かれています。バルボッサの心をさらりと打ち砕くのがなんとも痛快な場面。
・therefore したがって
名言⑦「ブラックパールが象徴するものは”自由”だ」
But what the Black Pearl really is, is freedom.
By Jack Sparrow
[1:37:40]エリザベスと孤島に置き去りにされるシーン
悪夢再来。またもや前回と同じ孤島に置き去りにされました。しかし、今回はエリザベスも一緒。2人で島に残された密造ラムを飲み明かしながら、ブラックパール号への想いを語ったジャック・スパロウの名言です。
・what〜 〜とは
名言⑧「何事も可能だ」
Not probable.
By Jack Sparrow
[1:44:48]バルボッサの前に再度姿を現すシーン
2度目の孤島の置き去りでまさか助かることはあるまいと鷹をくくっていたバルボッサの前に、ジャックが当たり前のように登場。思わず「ありえない」とぼやいたバルボッサへのジャックの切り返しの言葉です。
彼にかかれば不可能が可能になってしまうのですよね。ジャックのかっこよさが際立つ名言です。
・not probable ありえなくもない
名言⑨「これだけは信じていい “嘘つきはいつも嘘をつく”」
And a dishonest man you can always trust to be dishonest.
By Jack Sparrow
[1:52:00]バルボッサを罠に嵌めるシーン
捕われたウィルを助けるために、バルボッサを煙に巻くジャックの名言。ついに宿命のライバル・バルボッサとの長い戦いに決着がつく山場です。のらりくらりと交わしているようで、誰よりも頭キレキレなのがかっこいいところ。
・dishonest 嘘つきな
名言⑩「水平線までひとっ走りだ」
Now… bring me that horizon.
By Jack Sparrow
[2:12:54]ラストシーン
最後にロマンと希望に溢れた名言を残してエンディングです。愛船ブラックパール号を取り戻したジャック・スパロウのうれしそうな表情に、つい一緒に顔がほころぶハッピーエンド。もっと見たくなる〜!と思うラストシーンですが、続編あるので安心ですね!
・bring me 連れて行く
まとめ
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊』の名言をお届けしました。有名すぎる作品なので見たことある人は多いと思いますが、ぜひ改めてセリフに着目してみてください。英語は海賊らしさ満点でかっこいいし、日本語訳も超ハイレベル。見事すぎると思ったらやはり、戸田奈津子さん翻訳でした。
ぜひこの機会に楽しんでみてください。続編の名言も追加していきたいと思います。