映画『ウォルト・ディズニーの約束』英語名言10選
簡単なあらすじ
ウォルト・ディズニーの約束 | 予告編 | Disney+ (ディズニープラス)
お金のためにウォルト・ディズニーと著作小説の権利締結を英国女性・トラヴァース夫人。その小説とは『メリー・ポピンズ』。ディズニーが20年間もの映画化を夢見て追い続けた物語だが、夫人は作品愛ゆえに製作は難航を極める。ついには交渉決裂となるのだが…
映画『メリー・ポピンズ』の誕生秘話に基づく感動作。大ヒット作誕生の裏に隠れた努力と人間ドラマが見どころとなっています。ウォルト役は何を演じてもアカデミーなトム・ハンクス。本作品でも見事にのめり込まされます。
名言①「燃え上がったまま消えずに来た…20年間も。」
Absolutely on fire.
By ウォルト・ディズニー
And those embers have burned ever since, as you know…Twenty years.
[22:12]ウォルトとトラヴァース夫人の初対面シーン
人たらし感溢れるウォルトと偏屈なトラヴァース夫人の交渉シーン。なかなか首を縦に振らぬ夫人に対して、ウォルトはなんと20年間もアプローチを続けてきたんだそうです。
ディズニーの成功の影には、ウォルトのたゆまぬ努力…というより、人並み外れた執念があることがわかるストーリーです。「大事なのは続けること」と言いますが、次元が違いますね。今日からでも見習っていきましょう。
・ember 残り火
・ever since それ以来
名言②「男は子供との約束を破ってはならない どんなに長くかかろうともだ」
…a man cannot break a promise he’s made to his kids.
By ウォルト・ディズニー
No matter how long it takes for him to make it come true.
[22:17]ウォルトとトラヴァース夫人を説得するシーン
20年追いかけてきた理由を説明するウォルト。それは彼の子供たちがメリーポピンズが大好きだからだそうです。ディズニーの才能と努力がずば抜けていることは説明するまでもないですが、影にはきっと家族の支えが大きな力になってたんだろう…と人間らしさを感じ、ホッとするセリフです。
・No matter how long どんなに長くかかっても
名言③「傑作を作ろう」
Let’s make something wonderful.
By ウォルト・ディズニー
[24:35]交渉成立のシーン
ウォルトの説得に心を動かされたトラヴァース夫人は、渋々ながらも契約に同意。映像化の交渉成立です。作るからには傑作を。しかしここから、想像を絶するスタッフ達の苦悩が始まります。
名言④「“ねずみ” は家族なんだよ」
That mouse is family.
By ウォルト・ディズニー
[56:30]残業するスタッフをウォルトが語りかけるシーン
あまりにもケチをつける夫人に、困り果てるスタッフたち。ある夜、残って残業するスタッフにウォルトは夫人をフォローする発言をしました。というのは、駆け出し時代のウォルトには”ねずみが生命線だった”という話。ウォルトの粘り強さはきっと彼自身が苦労してきたからこその賜物なのだろう、と胸が熱くなる名言です。
名言⑤「夢を捨ててはいけない お前は誰にでもなれるんだ」
Don’t you ever stop dreaming, Ginty, my love.
By トラヴァース・ゴフ(父)
You can be anyone you want to be.
[58:10]トラヴァース夫人の幼少時代の回想シーン
幼きトラヴァース夫人に父が語りかけた言葉。いつでもどんな時でも自分をやさしく見守ってくれていた父との思い出が唯一の彼女の心の支えでもあり…メリー・ポピンズ誕生の原点です。
・dreaming 夢見ること
名言⑥「将来が心配です。でも誰にも分からない。今日を生きるだけ」
I worry about the future, but you can’t do that. Only today.
By ラルフ
[1:12:20]専属運転手がトラヴァース夫人に語りかけるシーン
誰とも分かち合えずにいるトラヴァース夫人に自ら歩み寄ってきたのは運転手ラルフ。初日から天気にすら意見がすれ違うほど、チグハグな会話してきた2人。しかし表面上の会話の裏には、誰もが自分の人生を背負っているもの。”今日を幸せに生きることが、私たちにできる最大限の努力なのかも”と思わされる名シーンです。
名言⑦「子供の心で楽しまなくては。人は皆 心に子供がいる」
Now there’s no greater joy than that seen through the eyes of a child, and there’s a little bit of a child in all of us.
By ウォルト・ディズニー
[1:22:22]ウォルトがディズニーランドに夫人を招待するシーン
創業者ウォルト自らがトラヴァース夫人をディズニーランドにご招待。そしてメリーゴーランドに連れて行ってこう言いました。嫌がりつつも乗ってみた夫人の目に映ったのは…笑顔のメリー・ポピンズの姿。映るのは一瞬。人によっていろんな想像ができるシーンなので、ぜひチェックしてみてください。
・no greater joy than 〜より素晴らしい喜びはない
名言⑧「私は人生を愛してる」
I love my life. I think it’s a miracle.
By ウォルト・ディズニー
[1:43:45]ウォルトがトラヴァース夫人を説得するシーン
「話が違う」とぷんすか怒って帰宅してしまった夫人を追いかけて、ウォルトもはるばる英国までやってきました。そこで語った彼の身の上話は、笑顔の裏には想像もできないような、厳しく冷ややかな幼少期の記憶。その上でこのセリフをつぶやきます。映画だとわかっていながら、どこまでも深みのあるディズニーの言葉が心にぐっと刺さります。
名言⑨「過去に支配されない人生を歩むべきでは?」
Let it all and have a life that isn’t dictated by the past?
By ウォルト・ディズニー
[1:44:20]ウォルトがトラヴァース夫人を説得するシーン
ウォルトが辛い思い出を話したのは、トラヴァース夫人と気持ちを共有するため。メリー・ポピンズは他でもない彼女の辛い記憶が全部閉じ込められたものでした。この言葉は彼女にとっての救いの言葉となります。形は違えど何かしら過去の記憶に苦しみを感じている方は、もう号泣が止まらない名言です。
・dictate 影響する
名言⑩「我々物語を作る者は想像力で悲しみを癒やす。そして人々に尽きせぬ希望を与える」
Because that’s what we storytellers do.
By ウォルト・ディズニー
We restore order with imagination.
We instill hope again and again and again.
[1:46:35]ウォルトがトラヴァース夫人を説得するシーン
ウォルト・ディズニーという人間の美学を作品イチ感じられる、素晴らしい名言です。ストーリーテラーとしてのプロ意識がこの一言に詰め込まれていますよね。「あぁ、だからあんなに夢と希望に溢れる世界観なんだ。」と納得のため息が出てしまいます。ディズニー作品に感動させてもらえることに、感謝ですね。
・order 秩序
・instill 植え付ける
まとめ
『ウォルト・ディズニーとの約束』ディズニーファンなら一度は観たい絶品の感動作です。もちろん『メリー・ポピンズ』と合わせて見ればもっと感動。絶対泣かされる作品となります。それにしてもウォルトから学ばされることは本当に多いですよね。ぜひ英語学習の休憩にでも、ぜひ楽しんでみてください。