ピクサー感動作『リメンバー・ミー』の英語名言10選
簡単なあらすじ
Coco Official Final Trailer
大家族で暮らす靴屋の息子ミゲルは、曾おばあちゃんと音楽をこよなく愛する純朴な少年。しかしミゲル家ではとある理由で、代々音楽が禁じられてきた。
夢を叶えるために1年に1度の”死者の日コンテスト”にこっそり参加しようとするが、祖母に見つかりギターを壊されてしまう。しかたなく記念に飾られていた大スター・デラクルスのギターを盗むと、なぜか死者の世界に迷い込んでいるのだった。
名言①「音楽を奏でると 誰も彼に恋をした」
When he played music, he made people fall in love with him.
By Migel
[5:18]オープニングシーン
歌手に憧れる少年ミゲルが憧れの大スター・デラクルスについて語る場面からスタートです。なんともロマンチックな響きですね。そのままテンプレで使い回しできそうな素敵な英語表現です。
・make 人 〜 人を〜の状態にする
名言②「“チャンスをつかめ”?」
Seize your moment?
By Migel
[7:30]ミゲルが楽団員と会話するシーン
靴磨きをしながら「ぼくには無理だ」と弱音を吐くミゲルに、お客の楽団員が一喝。「デラクルスはなっていった?」と発破をかけました。短くて覚えやすい印象的な英語フレーズ。ぜひ名言リストに加えてみてください。
・seize 掴む
名言③「音楽の力をあなどってはいけない」
Never underestimate the power of music
By Ernesto De la Cruz
[13:30]デラクルスのインタビューシーン
音楽好きなら誰もが全力で共感する名言の登場です。ブラウン管テレビから流れてくるデラクルスのインタビュー時の言葉に耳を傾けながら、こっそりとギターの練習をするミゲル。若かりし自分の姿を重ね合わせてしまう大人も多いのではないでしょうか。甘酸っぱい気持ちにさせられる名場面です。
・underestimate 過小評価する
名言④「チャンスを逃してはいけない つかむのだ」
When you see your moment, you mustn’t let it pass you by. You must seize it.
By Ernesto De la Cruz
[13:45]デラクルスのインタビューシーン
同じくデラクルスインタビュー時の名言。チャンスは勝手に手に入るものではなく、自分で掴むものなのです。強い意志が感じられる、モチベーションの上がるセリフですよね。
・let it pass 通過させる
名言⑤「ひたすら信じたんだ」
I had to have faith in my dream.
By Ernesto De la Cruz
[13:55]デラクルスのインタビューシーン
同じくデラクルスインタビュー時の名言。「どうやってチャンスを掴んだのですか?」の質問に対するアンサーです。まずはひたすら自分を信じること。大スターらしい耳心地のいい言葉が見事に並んでいる必見のシーン。見逃し厳禁です。
・faith 信念
名言⑥「覚えてる生者が誰もいなくなると ここからも消える」
When there’s no one left in the living world who remembers you…You disappear from this world.
By Héctor
[46:20]第2の死を目撃したシーン
ミゲルは死者の世界に足を踏み入れます。すでに全員ガイコツ姿で死んでるはずなのに、さらに光となって消えてしまったおじいさんを目撃。その理由を聞いたときのアンサーです。
リアルではありえない世界だけど、妙に納得してしまう世界観。哀しくもぐっと刺さる名場面です。
・there’s no one left 誰もいなくなる
名言⑦「音楽は僕の言葉 世界は家族さ」
For this music is my language And the world es mi familia
By Migel
[1:00:15]ミゲルがホールで歌うシーン
チャンスを掴むために、覚悟を決めて大衆の前で歌うミゲル。その歌詞の一部です。言葉が違くても音楽は通じる。もし英会話がなかなか上達しなくて悩んでいるなら、とりあえず歌を覚えてみたらどうでしょう。素敵な名言です。
名言⑧「成功はタダじゃできん」
Success doesn’t come for free, Miguel.
By Ernesto De la Cruz
[1:08:45]デラクルスがミゲルを捕まえるシーン
大スターのはずのデラクルスは、手段を選ばな冷酷非道な殺人鬼でした。子供のミゲルにでさえ、最もらしい言葉を吐き、容赦なく切り捨てます。「成功はタダじゃできん」…おっしゃる通りなんですけどね…道徳観念は諭されるまでもなく我が身に備えておきたいものです。
・for free 無料で
名言⑨「家族ほど大事なものはない」
Nothing’s more important than family.
By Migel
[1:17:15]責められるヘクターをかばうシーン
ことの発端であるイメルダ&ヘクター夫妻に向かって言ったミゲルのセリフ。彼は音楽と家族の間で心が揺れていましたが、死者の世界での経験を通して大きな気づきを得ることができました。
大事なものの苦しい二者択一を迫られることは、現実世界でもありますよね。そのときに自分の心が正しい選択ができるように、常日頃から自分の中の軸を太く育てておきたいものですね。
名言⑩「たとえ許せなくても 彼を忘れちゃいけない」
You don’t have to forgive him. But we shouldn’t forget him.
By Migel
[1:18:00]イメルダを説得するシーン
自分たちを置き去りにして消えた旦那を一生許せず、むしろ忘れてしまいたかった妻イメルダ。家族が何よりも大事と気づいたミゲルはこの言葉で仲を取り持ちました。
うーん、深い言葉ですね。個人的にはイメルダの気持ちがとてもわかってしまい、修行の足りなさを痛感します。あなたも誰か心に思い浮かんだでしょうか?
さて、このあと、死者も生者もみな仲直り。感動のハッピーエンドを迎えます。
まとめ
『リメンバー・ミー』の名言をお届けしました。全ての音楽好きはもちろん、家族誰もが楽しめる良作アニメーション。”死者の世界”がテーマと異色の作品ですが、じんわり温かい涙が流れる、やさしさが溢れた1本です。とてもおすすめ。ひとつひとつ言葉を噛み締めながら、ゆったりとした気持ちで楽しんでみてください。