映画『トイ・ストーリー3』の英語名言10選
簡単なあらすじ
Toy Story 3: Trailer
17歳になったアンディは、大学に進学予定。引っ越しのために部屋の片付けをすることになった。屋根裏にしまう予定だったおもちゃ達は、ウッディを残し、手違いでゴミとして出されてしまうー。どうにか脱出してたどり着いたのはサニーサイド保育園。おもちゃ達は新しい持ち主の元で「新生活が送れる!」と期待に胸を膨らませるが…。
卒業・進学・新生活のシーズンに観たいシリーズ3作目。子供だったアンディの気持ちが明らかになり、非常に胸打つ友情物語となっている。前作を観ていなくても十分楽しめる完結型ストーリー。
名言①「手を挙げな」
Reach for the sky.
By ウッディ
[3:26]おもちゃの戦闘シーン
背中の紐を引っ張ったときのウッディの持ちセリフです。カウボーイなので誰かを捕まえる時用の言葉ですが、クールな英語表現ですよね。「大志を抱く」と言う意味でも使えるので覚えておきたいフレーズです。
・reach for 手を伸ばす
名言②「自分が主人だ。運命は自分で決める」
We own ourselves.
By ロッツォ
We’ll masters of our own fate.
[24:56]ロッツォが園内を案内するシーン
イチゴの匂いがする悪党クマ・ロッツォのセリフです。この時点ではまだ園の長たるやさしいじいさんで、新入りおもちゃ達を隅々まで案内してくれます。威厳のあるこのセリフは、捨てられてしまったおもちゃ達に大きな希望を与えてくれるもの。ownと言う単語は意外と使いどころ多いので覚えておくと便利です。
・own 所有する、負う
・fate 運命
名言③「新生活が待ってる。また子供を幸せにできる」
We can have a whole new life here, Woody.
By ジェシー
A chance to make kids happy again.
[26:40]ウッディが家に帰るよう説得するシーン
捨てられたことに落ち込むジェシーのセリフです。おもちゃの運命はただひとつ、子供達に楽しく遊んでもらうこと。忘れ去られたおもちゃの悲しみと新生活への期待が絡み合った、ぐっと来る名言です。
・a whole new life 新生活
・to make 人 happy 人を幸せにする
名言④「拒否する。我々は家族なんだ」
Bu I can’t accept. We’re family. We stay together.
By バズ
[42:40]バズがロッツォに勧誘されるシーン
ロッツォ一味に捕まったバズのセリフです。「おまえにはリーダーシップがある。仲間にならないか?」とロッツォに見込まれたバズですが、毅然と断るバズは相変わらず性格イケメンです。
本作ではバズらしくないドキドキの新モードが楽しめるのも見どころのひとつ。まだ観てない方は楽しみにしていてください。
・accept 受け入れる
名言⑤「あたしたち、家へ帰らなくちゃ!」
Guys, we gotta…We gotta go home!
By ジェシー
[44:40]アンディの本心が判明するシーン
アンディが自分達を捨てる気がなかったことを知ったジェシーのセリフです。部屋に残されたポテト夫人の目で、アンディが母に抗議する様子を確認したのです。
落ち込みから頑なになってウッディの話を信じなかったおもちゃ達が、ようやくここでまとまり出します。やっぱりみんなの心はひとつ。協力しあって最高にクールな脱出作戦がはじまります。
・gotta=have got to 〜しなければならない
名言⑥「一緒にがんばる。そうだろう?」
We’re all in this together. Right, guys?
By ウッディ
[1:19:40]ピンチでロッツォを救出するシーン
ウッディのイケメンすぎるセリフです。シリーズ1作目では疑心暗鬼になりバズの足を引っ張ったウッディですが、3作目にもなると絶対仲間を裏切らない頼れるカウボーイです。たとえ敵だとしても手を貸す潔さ。しかし、今回ばかりは裏目に出た…!とことん卑怯なイチゴくまの存在は闇が深いです。
・We’re all in this together. みんなで頑張ろうね
名言⑦「みんなを大切にしてくれる?僕の宝物なんだ」
Now, you gotta promise to take good care of these guys.
By アンディ
They mean a lot to me.
[1:30:55]アンディがボニーにおもちゃをあげるシーン
ここからおもちゃの持ち主アンディのセリフが続きます。アンディが近所のボニーちゃんにおもちゃを譲るときに語りかけた言葉です。
テンポ良くコミカルに進むトイ・ストーリーですが、この場面は涙ボロボロ溢れて止まりません。アンディがいい子というのはみんな知ってましたが、予想を上回る温かい心の持ち主でした。ウッディがあんなに慕っている理由がわかります。
・to take good care of 大事に扱う、よくお世話をする
・mean a lot 重要な意味を持つ、〜にとってものすごく大切である
名言⑧「ウッディはずっと昔から僕の友達だった」
Now, Woody, he’s been my pall for as long as I can remember.
By アンディ
[1:31:40]アンディがボニーにおもちゃをあげるシーン
アンディの中でも特別だったウッディの存在。きっと物心着く前から隣にいた最古参のおもちゃなのでしょう。画面を見ながら「自分が持っていたおもちゃはどうしたんだっけ…?」と考えずにはいられない心揺さぶる名言です。
・my pal ダチ(親友)
・as long as I can remember. 覚えている限りずっと
名言⑨「何よりすごいのは、友達を見捨てないとこ」
But the thing that makes Woody special is he’ll never give up on you.
By アンディ
[1:31:50]アンディがボニーにおもちゃをあげるシーン
アンディがウッディをどう思っていたのか?がこのセリフ。まさにウッディがしてきた行動そのもの。微動だにしないおもちゃになりきっているウッディですが…絶対喜んでる。ちゃんと見ててくれてよかったね、ウッディ!
・never give up あきらめない
名言⑩「あばよ、相棒」
So long, partner.
By ウッディ
[1:33:40]エンディングシーン
ラストの感動的すぎるウッディのセリフです。ただひとりアンディと一緒に大学に行く予定だったウッディですが、仲間と一緒にいることを選びました。去りゆくアンディを眺めながら呟いた、切なくも新たな未来を感じさせる名言です。
「あばよ、相棒」この日本語字幕、これ以上ない翻訳だと感動しました。日本語字幕担当は、いずみつかささんという方だそうです。『トイ・ストーリーシリーズ』他、『アナ雪』『美女と野獣』など数多くのディズニー作品を担当されてるみたいです。
・so long さようなら(別れの挨拶)
類語に「Farewell」があります。so long の方がカジュアルなニュアンスだそうです。
まとめ
出会いと別れのシーズンにぴったりのディズニー映画『トイ・ストーリー3』の名言、いかがでしたでしょうか。シリーズ作品の中で、個人的にはこの作品はとってもおすすめです。人生で必ず通る切ない感情、おもちゃ達の繊細すぎる表情や動作、大人にも大きな感動を与えてくれます。日常使いで役立つ英語表現の宝庫なのも推しポイント。ぜひ次の学習素材に使ってみてください。