日常会話の中では楽しい笑い話だけでなく、がっかり残念な失敗談もよく登場しますよね。そんな時気持ちはわかるのに、英語が見つからず「…Oh, yeah…」と流してしまったりしませんか?
そんな時に使える英語表現を集めました。どれもすぐに使えるシンプル表現です。全て「残念だね」の意味で使えますが、より近いニュアンスを各タイトル訳につけました。
それぞれ画像と会話例を付けた。頭にイメージを思い浮かべながら、脳にすり込む感じで覚えていくと効果倍増↑
「それは残念!」フォローしたい時の10の英語表現
「I’m sorry. 残念に思います」
最もシンプルで汎用的に使えるフレーズです。「I’m sorry to hear that」ともよく言いますので、慣れるまでは謝罪と混同される不安があるなら、こちらで練習してもいいかもしれません。
【会話例】
…I failed the exam the other day.
こないだの試験に落ちちゃった…
I’m sorry to hear that. But never give up!
残念だったね。でも諦めたら試合終了じゃ!
「That’s too bad. お気の毒に」
教科書でも定番の共感フレーズです。しかし日本語訳の「お気の毒に」の持つ響きもそうですが、場面によっては配慮に欠けた言葉になってしまいます。※相当落ち込んでる本人に向かって言うなど。
シリアスな場面で自分も残念に思ってることを示すには「I’m sorry.」のほうが適切です。皮肉的な意味もあるので、事前に調べて納得してから使ってください。
【会話例】
I lost the lottery….
宝くじ外れちゃったよ〜
Oh, that’s too bad! How much did you pay for it?
あちゃ〜お気の毒に。いくら払ったの?
300 yen…
「That’s disappointing. がっかりだね」
残念、がっかりという失望の気持ちを表すフレーズです。期待値に到達できなかった、満足できなかったという不本意なニュアンスを含みます。
【会話例】
The concert was not so good. I was looking forward to it.
あのコンサートあんまりよくなかった。楽しみにしてたのに。
That’s disappointing.
それは残念じゃったな。
「That’s a shame. がっかりだね」
同じく失望を表すフレーズです。「shame 恥」という単語の意味ですが、フレーズ丸ごとで残念感を表す表現に変わります。
ちなみに恥という意味でよく使うのは「Shame on you! 恥を知れ」、自分が恥ずかしいというのは「I’m ashamed.」 です。
【会話例】
Because she didn’t sing that famous song?
だってあの名曲歌わなかったんだよ?
That’s a shame. I don’t know that song, though.
残念じゃのう。まぁわしはその曲知らんがな。
「That’s unlucky. ついてないね」
アンラッキーな話を聞いた時に使えるフレーズです。ちょっとした巻き込みアクシデントに合った話を聞いた時などに気軽に使えますね。
【会話例】
A car splashed me with water when I walking.
歩いてたら、車に水かけられたんだけど。
That’s unlucky.
ついてないのぅ。
「That’s unfortunate. ついてないね」
同じくアンラッキーな話を聞いた時に使えるフレーズです。幸先よくないに近いかなと思います。「Unfortunately 残念ながら」でもおなじみの表現ですね。
【会話例】
After that, I drew a fortune and it said “凶”.
そのあとおみくじ引いたら凶だった。
Oh, That’s unfortunate.
あちゃ〜ついてないのぅ。
「That’s terrible. ひどいね」
かなり強めに残念感を表現するフレーズです。「なにそれ最低」と言った怒りを含めた使い方や、「それひどすぎるよ」という極端に悪い状況を示す使い方があります。
【会話例】
In the end, it began to rain heavily.
しまいには大雨が降ってきた。
Geez, What a terrible day!
まったく、なんて日だ!
「What a bummer! 最悪だね」
こなれたネイティブフレーズです。正直わたしはこの表現を使ったことがないのですが、けっこういろいろなところで「仲のいい友達間で使う表現」として紹介されています。英語で話せる友人ができたらぜひ使ってみてください。
【会話例】
I have to work this weekend…What a bummer!
今週末は仕事しなきゃいけない…最悪だ!
Okay, Okay, calm down.
まぁまぁ落ち着いて。
「Poor thing. かわいそうに」
日本語そのまま「かわいそうに」の憐憫の情を表すのにぴたりと来る表現です。本来「Poor you」などのように人を指す単語が入りますが、名指しを避けたthingが無難です。
【会話例】
Oh my god! I left my phone somewhere
なんてこった、どこかにスマホ忘れてきちゃった。
Poor thing. Let’s go find it together.
かわいそうなトラ。一緒に探しに行こう。
「I feel you. わかるよ」
相手の気持ちに寄り添うフレーズです。自分にも同じような経験があり、相手の気持ちをすくい上げてあげたい時はぜひこちらを使ってみてください。
【会話例】
Why does this happen to me…
どうして自分ばっかり…
I feel you. But remember, Tomorrow is another day.
わかるわかる。でもな、明日は明日の風が吹くんじゃよ。
以上となります。
相手に共感を示すフレーズはいくら持ってても困らないもの。ただこの「それは残念」の表現を使うときの会話内容はいくらかセンシティブかと思います。しっかりニュアンスを把握してから使ってみてくださいね。
「それは残念」フレーズまとめ
① I’m sorry. |
② That’s too bad. |
③ That’s disappointing. |
④ That’s a shame. |
⑤ That’s unlucky. |
⑥ That’s unfortunate. |
⑦ That’s terrible. |
⑧ I feel you. |
⑨ Poor thing. |
⑩ What a bummer! |
今日覚えたフレーズを使って、暗記や英作文練習をしてみよう!