英語多読に使えるおすすめサイトをまとめました。今日紹介するサイトを使えば、洋書探しに困ることがなくなります。低コストで気軽に楽しんでいきましょう。
英語多読おすすめサイト5選【洋書が無料で読み放題】
英語で読書をするメリットというのは、個人的には「語彙力が爆発的に伸びること」だと思っています。
とはいっても自分が興味のある言葉だからこそ覚えられる。といった側面が大きいので、自分が楽しめるジャンル・分野の取り扱いがあるサービスを選ぶことが大切です。
これから紹介するサイトはそれぞれどんな本が読めるのかメモしました。ぜひ参考にしてみてください。
Kindle Unlimited:総合書籍サイト
洋書を読むなら、Kindleはデフォルトで使っておきたいマストツールになります。Kindle内だけで100万冊の洋書の取り扱い。絵本〜ビジネス書まで、まずはなんでも見つかります。
個人的によかったのは、英語の絵本&児童書といった英語初心者向け本が意外とたくさん読めたこと。さらに、このあと紹介する海外サイトの古典系はKindleでも無料で読めます。
完全無料で読める本もあるが、Kindle Unlimited月額980円がおすすめ。読める洋書の数が圧倒的に増える
外部でダウンロードしたファイルをKindleに引っ張ってきて一括管理できるのも便利。使い勝手のいいマルチな洋書サイトを探しているなら、Kindleからはじめてみてください。
Oxford Owl:絵本サイト
英語学習者おなじみOxfordのオンラインサービス。無料登録で利用できます。
絵本&児童書が200冊近く無料。赤ちゃん向け・コミック・文章中心などバラエティ豊かで、読みやすさにも考慮されています。お金のかかりがちな絵本多読からはじめたい方には欠かせないツールとなるでしょう。
Project Gutenberg:古典サイト
無料で古典小説が読める海外サイトです。蔵書数は60,000冊以上。登録不要で利用できます。
使い勝手的には、洋書玄人さん向け。サイト自体が少々古くて使いづらいため、ウィンドウショッピング的な探し方には不向きですが、読みたいタイトルがある方にはとても便利です。往来の名作小説はだいたいここで見つかります。
Project Gutenberg 公式サイト
Loyal Books:音声付き古典サイト
ProjectGutenbergと同じく、古典作品が充実している無料の海外サイトです。登録不要で利用できます。
カバー絵大&カテゴリもスッキリ整頓されているため、こちらの方が洋書初心者さんには使いやすいでしょう。さらに音声付き書籍が7,000冊以上揃っていることが大きなメリットです。Podcastで聴けてとても便利です。
Open Library:新作洋書レンタル
新作洋書が無料で読めるレンタルサイトです。無料登録で利用できます。
ここまで紹介したサイトとの違いは、人気ライター作品やベストセラー話題本など、通常有料ではないと読めないような洋書が借りれることです。期限付きではありますが、使ってみる価値大でしょう。
Kindleで一括管理が便利
ここでプチ情報を
「Project Gutenberg」「LoyalBooks」など、書籍ファイルをダウンロードして読むタイプの書籍があります。ひと手間かかりますが、そのファイルをKindleに送信して一括管理できます。
Kindleに送信すれば超優秀な辞書機能を使いながら読めるようになるのがメリットです。※形式はE-PUB
「Kindleを使いつつ、読みたい書籍が見つからなければ海外サイトでダウンロードしてくる」といった使い方だと、洋書がいくらでも無料で読めるようになります。
洋書の選び方・探し方
洋書の入手方法はわかったけど、なにを読んでいいかわからない…
という方も多いのではないでしょうか。わたしは「タイトルを眺めてとりあえずDLしてみるものの、読めなくて挫折する…」という経験が何度もあります。
というわけで、洋書をさくさく楽しめるようになった選び方のコツを紹介します。
STEP1:レベルがわかるサイトを選ぶ
まずは、洋書のレベルから探すのが第一歩です。
児童書系サービスならたいてい年齢でソート検索できますし↓
Kindleなら対象年齢やページ数がひと目でわかるようになってます↓
このレベル感がわからないまま読み始めると、とんでもなく小難しい洋書にとりかかって挫折する…という悲しい想いをします。
児童書なんて…という方もいるかもですが、話題のファンタジーや上記画像のような偉人の伝記など、やさしい英語で実りの多い作品もたくさん見つかりますよ。
STEP2:かんたんだと思える洋書を選ぶ
自分が思ってるよりぐんと英語レベルを落とした本を選ぶことも大切です。
TOIECなどのスコアがある方なら200点ほど下、初心者さんなら絵本orとてもやさしい児童書、といったイメージです。
※TOEIC訓練用ならそこまで下げない(むしろ難易度高くてもOK)ですが、「本を読むこと自体が目的/会話に役立てる」等ならかなり下げたほうが有用です。
こちらは有名なイソップ物語からの一節です。長さはこのたった7行で完結のお話なんですが…多読をはじめた当初のわたしはぽかんでした。みなさんはどうでしょうか?
小説や伝承系は、”英語”という問題に加えて、気の利いた自分なりの解釈が必要なお話も多いです。たった1ページ見るだけでも自分が「読めそう」か「読めなさそう」かわかりますので、無理だと思えばぐんとレベルを下げたほうが楽しく読み切れます。
洋書初心者さんなら、対象年齢10歳以下(絵本〜小学校低学年)までが最初の目安になるでしょう
STEP3:あらすじを知ってる本を選ぶ
あらすじや内容を知ってる本を選ぶのが大切なポイントになります。
例えば、わたしはディズニー素材でよく学習しています。最近はアラジンテーマだったので、英語版アラビアンナイトを読んでみました。
読む前から、魔法のランプから出てきた魔人が願いを叶えてくれる。という展開を知っているので、英語で読んでもノンストレスです。
こんな感じで映画の元ネタ作品などを探すのはとてもおすすめです。中でも「Graded Reders」という語彙制限本系なら、有名タイトルかつ学習者が読めるレベルの本ばかりがセレクトされています。ぜひチェックしてみてください。
学習者向け本を読むなら
Greaded Readersは薄くてペラペラだけれども、1冊500円〜1,000円程度します。ぽんぽん購入してるとお金がかかるので、下記記事もよかったら参考にしてみてください。
洋書を安く買う方法&英語多読本の入手場所まとめ【無料あり】
こんな感じでまずは読める本を読んでみて、だんだん興味に沿った本に移行していくのがおすすめじゃ。
絵本や児童書が内容的にきつい…という方もいるかもしれないが、目が英語に拒否反応を示さないようになるまでは、ステップとして挟んでみておくれ