誰でも英語で副業するチャンスを得られる「Appen」という海外求人サービスについて紹介していきます。
英語の副業はどうやってはじめたらいいですか?
調べていたらAppenという名前を聞きました。
ちょっと興味あるので具体的に教えてください。
という方はぜひ読んでみてください。
- Appenのはじめ方
- どんな案件があるのか
- どれくらいの英語力が必要か
がわかります。
実際に登録して稼働をはじめた。英語学習3年・TOEIC765で苦労している点もあるので、詳しく解説していこう
【英語で副業】Appenの仕事のはじめ方
Appenとは?【会社情報】
Appenは豪シドニー発のAI・テック系カンパニー。世界にまたがり、各地の在宅ワーカーを募集しています。
Appenに登録するメリット
- 誰でも登録できる
- 高報酬が得られる※外貨支払い可
- 在宅で働ける
Appenには応募資格はとくになく、履歴書も要りません。英語で副業をはじめるための最初のハードルは低いです。
それでいて、家から一歩も出ずに時給19ドル前後の在宅ワーク案件を探せるありがたい求人サービスです。
怪しい会社ではありません
オーストラリアのシドニーを拠点とし、世界各地にオフィスを構えるAppenは、世界170か国以上、235を超える言語と方言に対応可能な100万人以上の熟練したクラウドワーカーを擁するグローバルクラウドネットワークと、業界をリードするAI支援型データアノテーション・プラットフォームを展開しています。
アッペンジャパン プレスリリースページ – PR Times
海外企業なのであまり情報は多くないですが、調べればしっかり姿が見える企業です。日本法人もあります。
「なんでそんな高報酬なの?怪しい…」と思う方かもですが、どちらかというと国内のクラウドソーシング(在宅ワーク)の単価が低すぎるのかもしれません。いかがでしょうか。
英語力は中級レベル推奨
日本人募集だとしても、英語使用がデフォルトです。初級者の方でも応募は可能ですが、
- 英語の適正テストがある
- 大量の英語資料を読むことがある
- 仕事内容が少し難しい※慣れが必要
と少しレベル高めの企業案件が多いです。
もちろん翻訳ツールは使えますが、「資料は全てPDF」「英語読めても100頁ある」といったケースも多々あるので、英語アレルギーがあるとちょっと苦しいかもしれません。
とはいえ、クライアントとの個人的なやり取りがないのがAppenの特徴です。送られてくる指示に従って作業をこなしていくだけ。たまに超簡単なラッキー案件も出現するので、登録しておく分には損ないです。
外貨払いの高報酬
時給19ドル(米ドル建)の仕事が多いですが、案件によりさまざまです。
少なくとも2023年現在は、円安事情も追い風になり、国内サービスと比較すると断然稼げます。
Appenの登録のしかた
必要なもの
- パソコン
- スマホ
- 個人情報(アドレス等)
※履歴書は不要
海外在宅ワークはパソコンで作業する案件が多いですが、Appenに関してはスマホ作業案件もあります。
英語CV(履歴書)は2023年登録時点では不要でした。
登録手順
- 手順①URLにアクセス
- 手順②簡単な個人情報入力
- 手順③メール認証
- 手順④詳しいプロフィール入力
- 手順⑤スマホ認証
- 手順⑥秘密保持契約
- 手順⑦銀行口座認証※後でも可
手順①〜⑥までで15分くらいでした。英語を調べながらだと、もう少しかかる人もいるかもしれません。
※手順④プロフィール入力について
「STEP04:Education(学歴)」欄で、ちょっとつまづきました。選択式なので回答をググれば、ちゃんと答えが見つかります。※スクショ忘れてしまいました
※銀行口座について
お仕事なので口座登録が必要ですが、お仕事をはじめたあとでも大丈夫です。Payoneerという送金サービスを使用しまして、こちらはUpworkという別の求人サイトでも使えます。
登録後の流れ
- 募集一覧を見る
- 応募する
- 連絡を待つ
登録が完了したら、ダッシュボード[Project]のページから案件一覧を見れるようになります。
わたしが登録してからは、「常時3件、多くて5件ほど」が表示されています。「タスクのタイトル・内容・報酬・負荷」をチェックして、できそうなら[Apply]から応募します。
あとは、Appenからのメールを待ち、指示に従ってプロセスを進めていきます。
できそうなものは全て応募しておくといい。このあと適正テストがあったり、不合格になったり、合格しても少し期間が空いたりすることもある
Appenのタスク・案件について
いくつか他の海外サイトも使ってみて、Appenの案件の感想は下記です。
- 企業案件ばかり
- テストが難しめ
- 在宅ワークで生計を立てたい人向け
企業案件のため、よくわからない個人の仕事を受けてトラブルになることはないが、その分ちょっとレベル高め、という感じです。
よくある案件の内容
- 検索評価
- 広告評価
- 画像提供
- データ収集
- 翻訳関連
WEB検索・SNS広告などに関わる仕事の募集が多めです。
たいてい適正テストがあり、この時点でしっかりとした理解が必要です。資料はボリューム大、読み込むのはなかなか大変な作業になります。そもそも「ネットが苦手」という方にはかなり難しいかもしれません。
とはいえ、この資料内容を覚えたあとはその内容で作業をこなしていくだけなので、慣れが大半という感じです。
「画像&動画を撮って送るだけ…」のようなカンタンな仕事も1割くらいの確率である
しっかり稼ぎたい人へ
勉強しながらの英語力だと、初仕事を取るまでにはちょっと手間取るかもしれません。実際私がそうでした。
なので、待機期間をなくすために、その他海外サイトの登録も同時に進めておいたほうがいいです。
Appen以外の求人サイト
- Upwork:企業案件&個人案件。募集数が多く、比較的カンタンな仕事も見つけやすい。
- Teluse:企業案件。難易度高め。※掛け持ち不可の記載あり
- Welocalize :企業案件。難易度高め。※パソコン限定
Upworkは日本でいうランサーズのようなサービスなので、常にバラエティに富んだ仕事が掲載されています。比較的仕事が取りやすいので、初心者さんには特におすすめ。
そのほか2つは、わたしはテストに落ちたので仕事を受託していません。詳しいことは語れませんが、登録時点でのテストやトレーニングがけっこうハード&条件も細かかった記憶があります。
ただ接触できる求人数が多い分には稼ぎやすいので、興味がある方は応募してみてください。
稼ぎながら英語力を伸ばす
案件にトライしつつ、読解力を伸ばす努力は続けていきましょう。
募集要項や資料を読み込むだけで、かなり実践的なトレーニングになります。同じ言い回しが何度も出てくるので、おのずとリーディング力はUPするでしょう。
ただ、「資料を読んでみて太刀打ちできない…」という人は、本質的なリーディング力を伸ばす必要もあります。
【リーディング力を上げる方法】
- 文法:英語の基本構造を知る
- 精読:文法や意味を理解しながら読む
- 多読:理解できる英文をたくさん読む
わからないものを多読するより、きちんと理解しながら読むほうが仕事獲得には近道です。
下記がおすすめ教材。全て活きたビジネス英語に触れながら、学習ハウトゥも学べる良質な内容です。
- NHKラジオ ビジネス英語 /難易度★
ビジネス英語を楽しく学べる定番講座 - The Japan Times Alpha /難易度★★
英語学習者のための国内発刊英字新聞 - CNN ENGLISH EXPRESS /難易度★★★
米CNNを素材にした英語学習マガジン
飛び技:スピーキング練習
書籍を紹介しましたが、わたしはオンライン英会話で基礎学習を進めてきました。
- 英会話レッスンを受ける※文法
- 使った教材をきちんと読む※精読
- スキマ時間に読み返す※多読
スピーキング練習も、けっきょくはさきほど挙げたリーディング練習とプロセスは同じ。会話力も読解力も同時に上がってお得なので、全体的な英語力向上を望んでいる方は検討してみてください。
英語の副業「Appen」のまとめ
Appenの登録方法を紹介しました。登録のハードルが低いかつ高報酬なので、英語を勉強している方はぜひこの機会にチャレンジしてみてください。
英語で仕事ができるようになると、その時間自体が勉強になります。今まで学習だけにあてていた時間を趣味などに使えるようになったりと、うれしい副産物もあります。
絶賛リーディング勉強中の方は最初はちょっとしんどいかもしれませんが、ラッキー案件をこなしつつ、ばりばりドルで稼げる日を楽しみにがんばってみてください。