公式サイト:Crash Course
英語レベル: 中級〜上級
「Crash Course」というYouTube番組を聞いたことありますか?1500万人フォロワー越えの超人気の海外チャンネルです。
「無料で誰もが教育を受けられること」がチャンネルの趣旨で、”一般教養=リベラル・アーツ”と呼ばれる「神話」「歴史」「政治」「サイエンス」等々、義務教育で幅広く学ぶような内容がとことん網羅されています。
といっても退屈さとは無縁。一度見ていただければわかりますが、何を隠そう、アニメーションを使った動画自体がそもそも超ハイクオリティ。内容も「え、もうこれだけで家庭教育できてしまうのでは?」というほど濃密かつ興味を掻き立てられる解説付きです。
昔どこかで聞いたんですが、アメリカでは小学校〜高校くらいの間にとことんリベラル・アーツを叩き込まれるそうです。実際通ったことないので真実はわかりませんが、この番組を見ていると「なるほど、教養ってこんなにも深いものなのか」と思わざるを得ません。
海外番組なのでもちろんall英語、そして解説は超早口。決して初心者リスニング向けの番組ではありませんが、ボキャブラリーを増やすのに使ってみるのはとてもおすすめです。
例えば「最近、宇宙開発のニュースよく聞くなぁ」といったときに、Crash Courseの宇宙にまつわる動画を1本観れば、基礎教養も英語ボキャブラリーもあっという間に摂取できます。
もちろんYouTubeのスピードコントロールなどを使えば、どのレベルの方でも問題ないですね。
「Crash Course」紹介
WEBサイトのコース紹介ページのキャプチャです。現在44種類ものコースがあり、例えば歴史ひとつとっても「ブラック・アメリカン・ヒストリー」「ビッグ・ヒストリー」「ワールド・ヒストリー」などジャンルが細分化されています。
WEBサイトはジャンル探しなどに役立ちますが、基本はYouTubeで観ます。現在1,400本以上の動画がUPされており、プレイリストもわかりやすく作成されています。
そして上記画像の解説役の男性が、実は発起人です。ジョン・グリーンというすごい方。
作家以外の活動としては、ビデオブロガーとしても知られており、弟のハンク・グリーンと共にYouTube上にVlogBrothers チャンネルを立ち上げ、2014年5月の時点で総視聴回数は16億回に達する[1]。
2014年、Time誌による世界で最も影響力のある100人に選ばれている。ネット上に「Nerdfighter」と呼ばれる多数の支持者を抱えている[2]。
Wikipedia
いろいろな活動をされてますが、作家出身。下記の本が有名です。
ヘイゼルは16歳。甲状腺がんが肺に転移して、酸素ボンベが手放せないまま、もう三年も闘病をつづけている。骨肉腫で片足を失った少年オーガスタスと出会い、互いにひかれあうが……。生きて人を愛することのおかしみや喜びをまっすぐに描き、死をみつめながら日々を送る若者の生々しい感情をとらえた、傑作青春小説。
Kids版もあります。Crash Course本家は内容が濃いので、スピード調整等を使っても、全てを覚えたり書き下したりしようとするとボリュームがすごいです。
そんなときに重宝するのがKids版です。英語難易度は下がりつつベタベタなお子ちゃま向けではないので、実りのある時間が過ごせます。
わしのお気に入りチャンネルじゃが、いかがだろう?英語の勉強とはいえ、ただの暗記文ではなく価値ある内容に時間を費やしたいと思っている方にはとてもおすすめじゃ