みなさん、洋書多読に人気のラダーシリーズは知ってますか?
ラダーシリーズとは?
https://ibcpub.co.jp/ladder/ladder_about
「ラダーシリーズ」は、英語学習者が学習しやすいように、使用する単語を限定して、やさしい英語で書き改められた、多読・速読に最適な英文リーダーです。巻末にワードリストが付属しているため、辞書なしでどこでも読書が楽しめます。ラダーシリーズで「はしご (ladder)」を一段ずつ登るように、ステップアップできることが特徴です。
英語多読素材として大人気の洋書なのですが、実はネイティブキャンプ会員だと読み放題です。
使い方は「読む聞くコンテンツ」からアクセスするだけ。話し放題に加えて読み放題・聞き放題までできる隠れた秀逸コンテンツです。
※ネイティブキャンプはわたしが2年愛用しているオンライン英会話です。
ラダーシリーズで読める本
ラダーシリーズは、誰もが知っているような有名タイトルが、幅広いラインナップで出版されています。全部で170冊くらいあるらしい。
ネイティブキャンプで読めるのは全てではないですが、それでも多読素材として十分すぎるほど。どんな本が読めるのか、ちらりと紹介しますね。
世界の文豪シリーズ
#01 グレートギャツビー byフィッツジェラルド #02 クリスマス・キャロル byチャールズ・ディケンズ #03 マクベス byシェイクスピア
文豪系の本は良書なのはまちがいないですが、邦訳でも少々長くて難解なので原書を読みこなすのはキツいです。やさしく編集されたラダーシリーズで読むべきジャンルのひとつと言えるでしょう。
ディズニーシリーズ
洋書を読みこなす秘訣は、知ってる物語を選ぶこと。ディズニーストーリー、おそらくご存知ですよね。本当の原書は古い童話でやや読みづらかったりするので、ラダーシリーズが重宝します。
>ディズニー映画の原作小説を英語で読む!洋書コレクション17冊
大人も読みたい名作児童書シリーズ
児童書系も本チャンの原書だと、意外と抽象的だったりボリューミィだったりします。多読素材として児童書を読むときにはラダーシリーズを選ぶのがおすすめ。
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こんな感じで、なかなかの充実ぶり。Kindleの電子書籍verで購入しようと思うと全て500~1,000円程度する名作たちです。
他にもスティーブ・ジョブズやアインシュタインのような偉人の伝記、漱石や太宰のような日本の文豪作品までカバー。全部で80冊ほどあるので、読みきれないほどかな、と思います。
そうそう、ラダーシリーズだけでなくて、米国営のVOAシリーズをはじめ、もりだくさんラインナップから選べます。
さらに被せます。”聞くコンテンツ”があるので、超有名人のスピーチ素材も探せます。ティムクック、ジャックマー、ビヨンセ、BTS、etc...
このためだけにネイティブキャンプに入る必要はないですが、そのうち英会話をはじめてみようかなと考えているなら、超有力な検討材料です。使い方、載せておきますね。
聞く読むコンテンツの使い方
ネイティブキャンプからアクセス
ネイティブキャンプの「学習」画面から
聞く読むコンテンツにアクセス。
読むコンテンツ検索画面へアクセス
STEP4の右上アイコンクリックで検索画面に。
シリーズ指定で選べます。
英語系出版社コスモピアの連携ページに飛びます。
本来「多読の森」という有料サービスのコンテンツとなってます。
好きな本を選ぶ
ラダーシリーズ一覧から書籍が選べます。
好きな本を選んだら[学習する]をタップ。
時間測定できるのでタップしてスタート。
ー選び方の注意点ー
フルで読める書籍と一部抜粋の短い書籍があります。タイトルに「OOより」と記載があるのは短い版。また総語数からもチェックできます。フルだと1万語前後、抜粋版だと1,000語前後と全然違うので読む前に判断つきます。
もくもくと読む
上記は書籍のイメージ。
ラダーシリーズは日本語ガイド付。
前提知識を持って読み始められます。
読み終わったらリスニング練習へ
読み終わったら練習問題へチャレンジ!
リスニング用フル音声あり、確認チェック問題あり。
流れに沿って進めれば、自動的に洋書を使った学習方法が身につきます。
使い方は以上です。とっても便利なのでぜひ利用してみてくださいね〜。
ネイティブキャンプに興味がある方
話し放題、読み放題、聞き放題と死角なしの初心者向けオンライン英会話。わたしは愛用2年。英会話をしてたらびっくり。洋書が読めるようになっちゃいました。
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オーディオブック聴き放題はaudiobook.jp
わたし自身洋書多読に挑戦していて「聴き読み」を初心者におすすめしてます。読むだけより聴きながら読むほうが圧倒的に難易度下がる。
ラダーシリーズの場合は、Youtubeもしくはaudiobook.jpがオーディオブック聴き放題できるサービスです。がっつり集中して取り組むならもっともお得。合わせて調べてみるといいと思います。※14日間無料体験付き
登録してみました!
>「audiobook.jp」英語学習向けラインナップ【ラダーシリーズ聴き放題】
合わせて知りたい英語学習向け洋書の楽しみ方
最後に多読関連の記事を紹介して終わりにしますね。洋書の世界にハマりまくっていますので、みなさまのお役に立てそうな記事をたくさん書いています。
Graded Readers本
ラダーシリーズのような学習者向け本(通称GR本)は、まだまだあります。有名シリーズの特徴とおすすめ本をまとめました。洋書選びの目安になると思います。
多読向けアプリ¥無料〜
無料で書籍で読めるアプリをジャンル別にまとめました。絵本、ニュース、ハイソサ、お好きなタイプをどうぞ。App内課金はありますが、無料でも十分に使えます。
KindleUnlimted¥0対象本
冒頭に紹介したような文豪作品を代表とする、世代を超えて愛される良質作品をとことんまとめました。基本はKindleUnlimited会員なら無料で読めます。ハリポタもあるよ。
無料で読み放題の海外サイト
海外サイトにチャレンジしてもいいよ、という方向け。クラシック作品が無料で6万冊ほどDLしまくれます。オーディオブックも無料でいける。1度使えば、操作は全然難しくありませんのでぜひ。
多読に挑戦しつつ感じているのは、どんな本も読んでみないと自分の英語に役立つかわからないってところですね。
単語や英語の難易度はとうぜん、英語でも意外と作風とか雰囲気とか伝わってくるものなんですよね。自分の英語レベルではそこまでわからないと思ってたんですが、意外な発見でした。
最初はどうせ読むなら原著がいい...と思ってましたが、ラダーシリーズや絵本のようなかんたん本だとさくさく進んでモチベ維持しやすいので読書体力付けにはとってもおすすめです。
英語が読めるようになると本当に人生が豊かになります。やさしめ本から「楽しい、楽しい」と思いながら、続けていきたいものですね。
絵本にはまって専用サイトOPENしました。
>英語絵本専門ギャラリーサイト「BookPochi」