【涙なしでは観られない】ディズニー映画の切ない恋の名言集
名言①「出会わなければよかったのよ」
It would’ve been better if we’d never met.
By ポカホンタス『ポカホンタス』
[1:02:30]自分のせいで最愛のジョンが捕まってしまったシーン
ディズニー映画で最も切ないラブ・ストーリーは、まちがいなくポカホンタスです。かつてこんなにも切なくも美しいアニメーション作品はあったでしょうか。
敵同士であるはずの2人が心を通わせ、より良い道を目指した結果、最も悲しい結末に着地してしまいます。死を待つ最愛のジョンを前に、思わず心の叫びが漏れてしまったポカホンタスの言葉に涙なしでは観られません。誰もが想い合うがゆえの苦しみを味わったことがあると思います。
しかしポカホンタスへのジョンの返事は、さらに美しいものでした。それが次のセリフです。
名言②「明日死んだほうがいい 君を知らずに100年生きるなら」
I’d rather die tomorrow than live a hundred years without knowing you.
By ジョン・スミス『ポカホンタス』
[1:02:42]死を待つジョンがポカホンタスを慰めるシーン
“死”という最悪の結果にたどり着いてしまったにも関わらず、ジョンは泣くポカホンタスにこんな言葉を返しました。ディズニー史上最高峰の切なすぎる恋愛名言です。
ジョンがポカホンタスと出会って得たものは、恋のときめきだけでなく、人として忘れてはならない清らかな生き方そのものでした。開拓民として、未開の地の人々をただ”野蛮人”呼ばわりする自分のまま生きていくほうが、彼にとってはよっぽどツラいものだと思ったのかもしれません。
そしてさらに感動のエンディングのセリフが続きます。
・I’d rather 〜 むしろ〜のほうがいい
名言③「何があっても私たちは一緒よ」
No matter what happens, I’ll always be with you.
By ポカホンタス『ポカホンタス』
[1:13:30]ポカホンタスが島に残ることを決めたシーン
ポカホンタスが自分の身を投げ出してジョンの命を救います。しかし味方による銃を受けて大怪我を追い、本国へ帰るのみが彼の生きる唯一の道となりました。
横たわったジョンは「一緒に来るかい?」とポカホンタスに尋ねますが、彼女は島に残ることを選び、この清らかな言葉を与えました。風に乗せて想いは届く。自然とともに生きる彼女だからこその印象的な言葉です。
・No matter 〜 たとえ〜であろうとも
名言④「愛しているからよ」
Because he loves her.
By ポット夫人『美女と野獣』実写版
[1:30:52]野獣がベルを解放したシーン
続いて切ない恋の物語といえば『美女と野獣』でしょう。魅力的なベルに想いを寄せる、野獣の言葉はぐっとくる名言の宝庫になっています。
魔法のバラが今にも枯れようとしているのに、ベルを解放した野獣。その理由はただひとつ。彼女を心から愛しているからでした。アニメでは野獣自身が、実写版ではポット夫人がこのセリフをつぶやきます。
どちらにしても号泣の名場面。自分よりも相手を思いやることが”真実の愛の証”だという強いメッセージが伝わってきます。
名言⑤「会いたかった 最後にひと目だけ」
At least I got to see you. One last time.
By 野獣『美女と野獣』実写版
[1:49:35]野獣が息を引き取るシーン
もう戻ってくることはないと思っていたベルがお城に帰ってきます。しかし野獣はガストンに致命傷を負わされ、今にも命が尽き果てるところでした。
このセリフがベルと野獣の最後の会話。あまりにも切ない別れのシーンに、溢れる涙が止まりません。
しかし物語の結末はご存じの通り。真実の愛を得た野獣とお城はすっかり元の姿に戻り、幸せなハッピーエンドを迎えます。
・at least 少なくとも、せめて
名言⑥「気をつけてね 彼を守ってあげて」
Be careful my friend. Promise you won’t let anything happen to him.
By エスメラルダ 『ノートルダムの鐘』
[1:01:30]エスメラルダがフロローから逃げるシーン
続いて、叶わぬ恋の物語で忘れてはならない『ノートルダムの鐘』から切なすぎる名言です。
主人公は醜い外見を持つカジモド。容姿を笑うことなく接してくれたエスメラルダにすっかり恋に落ちてしまいます。しかし彼女が心惹かれたのは、命懸けで農民を救った金髪イケメンの元軍隊長。
エスメラルダがピンチの時に残した言葉は、自分以外の男性を想うツラすぎるものでした。しかし真っ直ぐなカジモドは最終的に現実を受け止めます。恋に失恋はつきもの。前を向いて生きる姿に勇気をもらえる名作映画です。
名言⑦「君は僕の新しい夢だった」
You were my new dream.
By ユージーン 『塔の上のラプンツェル』
[1:25:45]ユージーンが息を引き取るシーン
希望に満ちた映画『塔の上のラプンツェル』にも切ない恋愛名言が登場します。
自由を差し出す代わりにユージーンを助けようとするラプンツェル。しかし彼はそんなこと望んでいません。伸び伸びと希望に生きるラプンツェルの姿こそが、彼の人生の新しい光でした。
命が助からないと悟りつつ、ラプンツェルを守るために魔法の髪を切り落とした彼の行動に深い愛を感じることができます。目を閉じる前に言い残した言葉に、つい涙が溢れてしまいます。
名言⑧「愛してくださる?あなたを愛する娘を」
Will you take me as I am? An honest country girl who loves you.
By シンデレラ 『シンデレラ』実写版
[1:35:04]シンデレラがガラスの靴を試すシーン
ガラスの靴でお馴染みの『シンデレラ』実写版から切ない愛の名言です。
謎の美女を探し回る王子の前に姿を現したシンデレラ。本来の質素な召使いの格好で愛する王子にかけたセリフです。誰しもありのままの自分をさらけ出す不安はあるもの。胸がきゅっとなってしまいますね。
しかし王子は「Of course!」の即答。なにも心配することはありませんでした。めでたし、めでたし。
名言⑨「真実を言わなきゃ たとえ夢が終わるとしても」
Gotta tell the truth I can’t pretend. Even if it means This dream will end.
By アラジン『アラジン』実写版
[1:35:04]アラジンが本当の自分を見つめ直すシーン
大人気『アラジン』からの切ない恋愛名言です。
ご存じの通り、ジーニーの魔法の力で王子となったアラジンですが、彼もまた、本来の自分と偽りの自分の間で揺れるひとりの少年でした。しかしジーニーとの喧嘩を経て、とうとう打ち明ける確保を決めた時のセリフです。
多かれ少なかれ、自分をよく見せたいがために偽りの自分を重ねてしまったことはあるはずです。もしかしたら…今だってそうかもしれません。ディズニーはいつだって、自分自身を見つめ直すチャンスを与えてくれます。
名言⑩「どっちを選ぶかつらいとこだね」
Life’s full of tough choices, isn’t it?
By アースラ『リトル・マーメイド』
[42:38]アースラがアリエルと悪魔の取引をするシーン
最後に『リトル・マーメイド』から考えさせられる恋愛名言です。
魔女アースラがアリエルに持ちかけた人間になるための条件は、「真実の愛を得られなければ一生アースラのものになる」という相当過酷なもの。自分から持ちかけといて人ごとのようにアースラはアリエルを煽ります。
しかし、人生とは。アースラが言うように苦しい選択の連続です。恋のために何かを諦める選択もしくはその逆だってあるかもしれません。結果がどうであれ、自分が納得できる道を選べるように常日頃から自分磨きをしておきたいものですね。人生感じる名言です。
まとめ
ディズニー映画から切ない恋の名言をお届けしました。あなたの心にぐっと刺さるセリフはありましたでしょうか。
個人的には切ない恋なら『ポカホンタス』が永遠のナンバーワン。自分たちの想いだけではどうにもならない恋、価値観を変えるような大恋愛。心を打つものばかりが凝縮されている映画なのでぜひおすすめしたい1本です。
他作品も、涙と共に心が浄化される素敵な作品ばかりです。最近泣いてない人はぜひどうぞ。