大人が泣かされる感動のディズニー映画【おすすめ10選】
①『ポカホンタス』
♪
By ポカホンタス
You think the only people who are people
Are the people who look and think like you
大人になってから観て号泣してしまう作品といえば『ポカホンタス』です。自然と共に生きるポカホンタスたちの言葉が持つ繊細さ、そして歴史が深みを持たせる切なくも美しい悲恋。
この映画を見ると「なにかを忘れて生きてきたのかもしれない」と否応なく自分の生き方を見つめさせられてしまうのです。子供の頃にはこの良さはわからなかった(少なくとも私には)。透明感のある映像と音楽に心をゆだねて、まっさらな気持ちで観てほしい感動作です。
②『リメンバー・ミー』
When there’s no one left in the living world who remembers you…
By ヘクター
You disappear from this world.
覚えてる生者が誰もいなくなると
ここからも消える
名言がぎっしり詰まった沁みる作品が『リメンバー・ミー』です。テーマは”死者の世界”。実際にメキシコで開催されるお祭り「The day of the death」をモデルにしています。
日本で言えばお彼岸にあたる慣わしでしょうか。”死と記憶”のメッセージは大人だからこそ感じ入ってしまう鋭い切り口。気づけば涙がポロポロ溢れているような作品です。表立っては夢を追う少年のポジティブな物語で、家族みんなで観られる良作です。
③『ソウルフル・ワールド』
I’m going to live every minute of it.
By ジョー
一瞬一瞬を大切に生きる
なんでもない日々のきらめきを気づかせてくれる『ソウルフル・ワールド』。ディズニー作品は多かれ少なかれ誰がどの作品を見ても感動をもらえるものですが、この作品のターゲットは完全に心の擦り切れた大人。それがおすすめの理由です。
2つの世界が交錯したり、主人公たちの身体と心が入れ替わったり、話は複雑。1回観ただけでは「なんのこっちゃ?」となるかもしれませんが、それでもメッセージはシンプルです。消化戦の日々を過ごしてるなら、じんわり温まる何かに気づいて涙が流れ出してくるような作品です。
④『メリー・ポピンズ』
if ever I lose my way,I just look for a little light to guide me.
By ジャック
迷った時は 小さな明かりを探すんだ
風変わりの教育係と3人の子供たちが主人公の『メリー・ポピンズ(リターンズ)』。しかして胸アツになれるのは大人たちなのです。
妻を亡くした苦しい日々の中で、借金と叱責の毎日に苛まれるバンクス家の主・マイケル。メリー・ポピンズが子供たちの面倒見に来たのは実は誰のため?…気づいたときにはぐっと刺さる強いストーリー性に胸が打たれるのです。
このあたりの誕生秘話が『ウォルト・ディズニーの約束』で詳しくまとめられています。ぜひ合わせて観てみてください。
⑤『プーと大人になった僕』
Is it more important than a balloon?
By プー
それは風船よりも大切なの?
子供たちが大好きなくまのプーも『プーと大人になった僕』なら大人も大満足の仕上がりです。ぽつり、ぽつり、とつぶやくように話すプーの言葉。アニメの名場面を織り込みつつ、心が洗われるような名言がたくさん楽しめます。
⑥『アラジン』実写版
♪
By ジャスミン『Speechless』
I won’t be silent.
You can’t keep quiet.
わたしは黙らない
静かにさせることはできないのよ
不朽の名作『アラジン』はアニメ版でも過不足ない名作ですが、さらに各人物の心情を深堀した見応え抜群の力作となっています。
偽りの自分との間で葛藤するアラジン、友情を信頼しきれないジーニー、心の叫びを隠してきたジャスミン。特にオリジナル曲の『Speechless』を力強く歌い上げるジャスミンには心が震わせられます。
⑦『アナと雪の女王2』
When one can see no future, all one can do is the next right thing.
By パビー
未来が見えない時は“今できる正しいこと”をするのだ
大人気作『アナ雪』ももちろんおすすめなのですが、特に大人に観てほしいのは『アナ雪2』です。北欧の伝承や文化を取り込んだ物語の深み、1作目と比べ物にならないほど強力なエルサマジックのダイナミックな映像美。
あのオラフがあんなことになってしまう場面なんて…涙なしでは観られません。大人が楽しめる素敵なファンタジーです。
⑧『ベイマックス』
You will be all right.
By ベイマックス
There, there.
もう大丈夫。よしよし。
持ち主の健康を守るAIが主人公、現代的なテーマの『ベイマックス』は、とにかく胸がきゅんとさせてくれるセリフ満載。とくになかなか弱音を吐けないがんばり屋さんに観てほしい作品です。
英語勉強中の方もベイマックスに関してはぜひ日本語字幕(&音声)で。「もう大丈夫だよ」と日本語だからこそ心の奥に届く言葉が作品中に散りばめられています。誰かに癒されたいときにぜひ。
⑨『バズ・ライトイヤー』
You don’t need to save us, You need yo join us.
By イジー
助けるより仲間に加わって
トイ・ストーリーのスピンオフ作品『バズ・ライトイヤー』は、仕事や職場につまづきを感じてるときに響く作品。主人公バズが超優秀ながらもひとりよがりで、どこか空回っている物語。
彼の場合は1回の飛行で4年という大きすぎる年月を失ってくのですが、そうなる前に私たちもなにか気づきを得る機会が必要です。心が折れる前に、迷子になる前に。ヒントを与えてくれる感動作です。
⑩『ズートピア』
♪ Nobody learns without getting it wrong
By 『Try Everything』
努力をせずになにかを得る者はいない
ディズニー随一の社会派な作品が『ズートピア』です。突然ですが、今の人生思い描いた通りになっていますか?ぴりっと違和感を感じた方は、きっと刺さるものの多い物語です。
誰もが何者かになれると思って集まる大都会で揉まれる主人公たち。大人ならきっと共感を覚える場面満載です。映画を観ていると思いきや気づけば自分の人生を見つめていて、いろんな涙が流れる作品です。
まとめ
以上、大人が泣かされる感動のディズニー映画でした。気になる作品は見つかりましたでしょうか。その時の気分や心持ちで刺さるストーリーというのは変わってくるもの。少しでも作品選びのお役に立てましたらうれしいです。迷ったらぜひ、上から順番に見ていってくださいね。