対象年齢:4-10歳
英語難易度:★★★☆☆
Kindle読み放題:○
【難易度目安】★1幼児絵本 ★2児童絵本 ★3児童書or短編or GR本 ★4大人小説 ★5長編大作 / Kindle読み放題は、執筆時点の情報です。
聖書になぞらえた冒険物語の絵本です。今の状況に危機を感じた男の子が思い切って旅に出るも、数々の困難に遭い、戦い、そして目的の地へ辿り着く王道ストーリー。わたし自身あまりクリスチャンの教えについて詳しくありませんが、全ページイラスト入りで読みやすく、全体感が掴めました。世界の方と話すための教養として読んでおいてもいいのかな、と思える内容です。シリーズ全2冊。
This burden on my back grows bigger everyday,
ぼくの背中のこの重荷が毎日どんどん大きくなっていくんだ。
burden 重荷、苦しみ
貧乏な暮らしをしている男の子が苦しい生活に悩んでいるシーンからスタートします。
He longed to travel to the Celestial City.
彼はセレスティアルシティへの旅に想い焦がれました。
long 熱望する、切望する
「long 長い」以外に上記の意味合いがあります。文脈から判断。男の子は本で読んだ憧れの地へどうしても行ってみたくなります。
Are you willing to let this poor pilgrim in?
このかわいそうなピルグリムを受け入れてくれますか?
willing to〜 喜んで〜する、〜する意思がある
へり下った婉曲なお願い事をするときの表現です。やっとたどり着いた狭き門での一言。
The dust our sin.
汚れは我らの罪である。
sin 罪
宗教的な物語では「罪・科」はよく出てくる単語ですね。掃除をすると罪も払われるそうですよ。
It was more beautiful than they ever imagined.
それは彼らが想像していた以上に美しかった。
more OO than ever〜 〜以上にOOだった
基本の比較級表現です。彼らがたどり着いた目的の地は予想以上に素敵な場所でした。苦労したかいがあった...!
・・・
小さな田舎町を飛び出して、あちこち旅するので、絵本数冊分読んだ読了感。ドラゴンも出てくれば、ピノキオみたいな誘惑の町も出てくるし、エンジェルも登場します。人ととして大切な学びが詰まってるので、少し満足度の高い絵本を読みたいときにはぜひ選んでみてください。