オンライン英会話のネイティブキャンプを使って発音練習する方法を解説していきます。
英会話はじめるつもりなんだけど、発音ヘタすぎて恥ずかしい…
わしもそうじゃった。そもそも英語を話すこと自体恥ずかしいよな
うん…自信を持って話せるようになるにはどうしたらいいの？
英会話はじめた頃にしっかり発音学ぶのが近道じゃぞ
自分で残念に思ってしまうほどの日本語発音、外国人に全く伝わらなかった悲しい過去。発音は英語ラーナーの永遠の課題ですよね。
しかし目を逸らしてはいけない、英会話をはじめるなら「まずは発音」です。ネイティブキャンプの教材例をあげながら、発音練習のメリットやコツをまとめていきます。
ネイティブキャンプ公式サイト
ネイティブキャンプで発音練習はできるのか？【教材3選＆勉強方法シェア】
ネイティブキャンプでは発音専門教材はもちろん、さまざまなテキストで発音セクションが組み込まれています。
また他社を見てもオンライン英会話では必ず「発音教材」を取り扱ってます。義務教育では軽視されがちな項目ですが、会話をするには避けては通れぬ道だからですね。
具体的な内容を紹介する前に、まずは我が記録を公開しましょう。
100%満点中、発音がずっと40%〜50％をうろうろしていました。これってつまり、英語をがんばって話ても半分も理解してもらえてないってことなんですよね…
カウンセリングでも「他に比べて発音が全然伸びてない」と指摘をもらったため、腰を入れて学習開始。
やめたことは「ネイティブの真似」、はじめたことは「フォニックス」。きちんとひとつずつ改善に取り組んだことでスッと発音スコアが伸びました。
これをお見せした理由は「発音は正しく練習しないと伸びない」という事実をお知らせしたかったからです。
“そのうち伸びるだろう〜”というのはあとでつまづく原因になるので、最初に1周でも発音教材やっておくことをおすすめします。
発音練習のメリット【リスニング力UP↑】
ちなみに発音練習にはネイティブっぽく話せる以外にも莫大なメリットがあります。なんでしょう？それは…
リスニング力が劇的にUPする
です。
明らかに英語が聞き取りやすくなるので、リスニングが絶望的な人ほど最初に取り組んでおくべきトレーニングです。
ネイティブキャンプの発音教材例
ということで、具体的にどんな発音教材が使えるのか、ネイティブキャンプを例に確認していきましょう。
初心者さん向け発音専用教材は下記3点です。
- 発音トレーニング基礎コース
- 発音トレーニング応用コース
- 発音実践コース
発音トレーニング基礎コース
まずは、アルファベット個々の音をひとつずつ正しく発音していく練習です。
日本語でいう「あいうえお」、業界用語では「フォニックス」と言われる語学の基礎にあたります。
サンドイッチじゃなくて「スゥァ〜ンドゥウィチ」
母音・子音・類似音など90音以上の練習があります。英語らしい発音になるか、日本人発音になるかは、音の積み重なりの結果。地味だが実に大事なパートです。
発音トレーニング応用コース
次に、英語特有の音の変化やアクセント・イントネーションを学ぶレッスンです。いわゆるネイティブ発音の部分ですね。
このパートは「アクセント/リンキング/イントネーション/音の脱落/Tの音変化/短縮表現」と我ら日本人の聞こえない原因の発音ばかり、50音ほど練習していけます。
全ての音を均一に発生していく日本語とは全く異なることに気づけるでしょう。いきなり会話形式レッスンで玉砕する前に、発音教材で慣れておきましょう。
発音実践コース
仕上げには文章をとことん読み込んでいく練習です。
- 2回目：各文章ごとの練習
- 3回目：イントネーション など
- 4回目：タイムトライアル
- 5回目：オーバーラッピング
5回も重ねて練習していきます。自力ではなかなかそこまで身を入れることも難しいですが、レッスン25分受けるだけでかなりやり込んだ感を味わえます。
へぇ〜発音って意外と奥が深いんだね
そうじゃ。やることが山のようにあるぞ
全然意識なかった！やってみる〜
ついでに講師の選び方も伝授しておくぞ
発音はネイティブ講師に習うべきか？
「発音練習はネイティブ講師じゃなくても大丈夫なの？」と疑問に思った方はいませんか？
理想は、ネイティブ講師に学ぶこと。しかし、費用が高額になりがちなので、基本を学ぶ段階では非ネイティブ講師ないしは日本人講師でもOKです。
実際のレッスンではネイティブ録音音声を聴きながら練習していきます。だから講師の国籍は気にしなくてもOKですが、きちんと指摘をくれるかどうかを重視して選んでみてください。
多国籍講師のメリットを活かそう
さらにネイティブキャンプには多国籍の講師が在籍していることもポイントです。
- 正しい発音を身につけたい
→ネイティブ講師
※追加コインorネイティブオプションで受講 - 料金内でネイティブに近い発音を習いたい
→東欧講師 - 発音のコツを教えてほしい
→日本語講師
※追加コインで受講
体感としては、外人さんより日本人の方が発音指導はわかりやすいと思います。※どこがどうして間違ってるかが日本人ならわかるので
英語の発音矯正が受けられるスクールは？
一応、他社比較も参考に挙げておきます。
- ネイティブキャンプ【日常英会話】
ネイティブオプション16,280円 - DMM英会話【日常英会話】
プラスネイティブプラン19,880円 - ハミングバード【発音矯正専門】
グループレッスン 4,700円×回数
発音矯正に真剣に取り組む場合、「ネイティブ講師or日本人講師在籍」という点は重視したいポイントです。
しかしやっぱり費用が高くなりがちなので、格安オンライン英会話のネイティブプランを利用するのが最も安くお手頃に学べる環境です。
月に数回の指導より、毎日レッスンを受けて自分の経験値を増やすほうが効果的じゃ
予算がある月は「発音強化月間」などとテーマを掲げて、ネイティブプランでとことん取り組むのもいいかもですね。
独学で英語の発音を改善する方法
そして最後に、自分の勉強方法を少しシェアさせてもらいます。
発音が伸びてないことに気づいたときには、すでにほどほど英語が話せるようになっていました。自力学習する力はついていたので、ここまで紹介した方法とは別のアプローチで学習しました。
発音矯正アプリ「ELSA speak」でこつこつスキマ学習
キッズ向けフォニックス動画でこつこつスキマ学習
全ての教材で発音指摘の依頼をして練習
発音教材を使わなかったのは、せっかく話し相手のいるレッスンでは「会話」に時間を使いたかったからです。
発音教材と同じ内容をアプリやYoutube動画に置き換えてスキマ学習しました。
練習効果は3ヶ月から
こつこつ繰り返すしていると3ヶ月経過した頃から、じわじわ口と耳が育ってきたのがわかりました。
しかし独学の発音練習で厄介なのは「正しく言えてるはずだ」と思い込みがある部分です。
脳内で想定している音と実際自分の口から出る音には、必ずギャップがあります。なのでどんな勉強方法にせよ、それを指摘してもらう場は欠かせません。
一定レベルを超えてくると「あっ今ダサい発音した！」と自分で口にした瞬間に気づき自己矯正できる力がついてきます。このゾーンに入ればみるみる発音が伸びてくるので、それまではコツコツ積み重ね練習をがんばってみてください。
【本日のまとめ】
- 英会話するなら「まずは発音」
- 発音練習で英語耳を育てよう
- 必ず講師に指摘をしてもらおう
まとめ
練習しても練習してもなかなか習得できないのが発音です。いくら日本語ペラペラな外国人さんでも、やっぱり発音でどことなくわかりますよね。なんてしつこいんでしょう。
なので地道に学んではいくけれども、完璧にできないからとあせらず心のゆとりを持ってやっていけばOKです。それでも落ち込みそうになったら孫さんの出番ですね。
彼の英語はジャパングリッシュの例でよく挙げられますが、世界と渡り合い、スティーブ・ジョブズさえも口説いています。英語が話せるとはなんなのか？考えるきっかけを与えてくれる1冊です。
