対象年齢:8-9歳
英語難易度:★★★☆☆
Kindle読み放題:×
【難易度目安】★1幼児絵本 ★2児童絵本 ★3児童書or短編or GR本 ★4大人小説 ★5長編大作 / Kindle読み放題は、執筆時点の情報です。
バレンタインシーズンの季節になりました。カカオと愛の香りが漂うこの時期に読みたい洋書といえば「チャーリーとチョコレート工房」です。タイトルを知らない人のほうが少ないだろう超有名作品。でも...原作を読んだことある人はおりますか?
イギリス児童小説の大御所作家ロアルド・ダール氏による、ばつぐんに楽しい作品。わくわく、ハラハラ、どきどき。「文章で読ませるってこういうことか」と思ってしまう作品力です。もし映画のエキセントリックなイメージからなんとなく小説も控えていた方がいるなら、ぜひトライしてみてください。
The one thing he longed for more than anything else was … CHOCOLATE.
Dahl, Roald. Charlie and the Chocolate Factory (Charlie Bucket Series) (p. 7). Penguin Random House Children's UK. Kindle Edition.
たったひとつだけ彼がなによりも渇望していたのが...チョコレートです。
long 熱望する
貧乏一家に育ったチャーリーが好き好きででたまらなかった食べ物がチョコレートです。いつかは口いっぱいに頬張るのを夢見ています。
WONKA’S FACTORY
Dahl, Roald. Charlie and the Chocolate Factory (Charlie Bucket Series) (p. 12). Penguin Random House Children's UK. Kindle Edition.
– owned by a man called Mr Willy Wonka, the greatest inventor and maker of chocolates that there has ever been.
ウォンカファクトリー
ーウィリー・ウォンカという名の、これまでに出会ったことのない素晴らしき発明家でありチョコレートの作り手の男が経営している。
there has ever been これまでにない
わりと早いシーンでさっそくチョコレート工房の主の名が登場します。まるで魔法のようなお菓子を作り出す秘密めいた工房です。
And suddenly, Wonka’s giant chocolate factory became silent and deserted.
Dahl, Roald. Charlie and the Chocolate Factory (Charlie Bucket Series) (p. 32). Penguin Random House Children's UK. Kindle Edition.
そして突然、ウォンカの巨大なチョコレート工房は静かな廃墟と化しました。
desert 砂漠、荒廃した
あれだけ人気のあったチョコレート工房がなぜか突然閉店ガラガラ。なぜって?それはスパイによる機密情報漏洩被害にあってしまったからです。従業員も全員リストラされてしまったので...
読者の気持ちのアップダウンに合わせて、上記のようにデザインフォントやイラストの挿入が入ってきます。だからとても読みやすいし、物語の世界へ没入しやすいです。※Kindleで読んでます
チャーリーがチョコレート工房への切符を手に入れたのが1月最後の日、チョコレート工房への見学は2月の出来事です。バレンタインのこの時期の洋書にぴったりですね。
わくわくしながら最後まで読み切れるので、よくわからない大人小説を読むより断然おすすめです。ぜひ一度手に取って見てください。
↓ボックスセット。主要な作品タイトルがまとめてわかります。