やっぱり英語ってネイティブに習ったほうがいいのかにゃー
目的による。会話力を磨く上ではどちらでもかまわない。
えーそうなんだ。それぞれのメリットデメリット教えて!
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オンライン英会話はネイティブに習うべき?【非ネイティブでOKな理由】
英語はネイティブに習ったほうがいいのかどうか?
これは当然ネイティブに習うのがベストチョイスです。日本語習いたい外人さんには日本人先生をススメるのと同じです。
ただし、費用が高い。これが問題なので、「非ネイティブ先生」という選択肢が出てきます。
非ネイティブ講師のメリット◎格安料金
非ネイティブ先生として代表的なのはフィリピン先生ですね。他にはセルビア・インドなど。
英語がよく使われている国だけれど、国間の価格差により格安料金で受けられます。
月額料金例
- ネイティブキャンプ6,480円
→定額受け放題制。フィリピン講師を中心に120カ国以上の在籍 - レアジョブ7,980円
→毎日1回予約制。フィリピン講師&日本人講師在籍 - QQEnglish10,980円
→回数チケット制。フィリピン講師のみだが全員TESOL保持
ひと昔前までは「英語はお金持ちの習い事」なんて言われてたみたいですが、もはやそんな時代は完全に終わりました。月々1万円あればほとんどのオンライン英会話で毎日受講できます。
×訛りが心配→○聞き取りやすい
値段的には納得でも、おそらく気になるのは「訛り」ですよね。たしかにフィリピン訛りはありますが、学びはじめの人には問題ないです。というかおすすめできます。
アジア人の発音(発声方法?)は圧倒的に日本人にとっては聞き取りやすく、話すスピードもゆっくりめです。かたやネイティブ英語は周波数が違う説が囁かれるほどですね。
なので、特にリスニングが苦手な人は非ネイティブ講師で始めるメリットは大きいです。聞き取れないと会話ができないので最優先事項。また、文法も同じように勉強してこられたので疑問点も伝わりやすく、学びやすさは圧倒的です◎
問題点=講師によるレベル差
非ネイティブ講師の問題は、よくピックアップされる”訛り”より「講師による英語レベルのバラつき」だと思っています。
教え方の良し悪しはさておき、ネイティブが全員100%の英語力だとして、非ネイティブ講師70〜90%といったイメージ。このバッファがあることで、非ネイティブ講師に受ける印象はだいぶ差が出てくると思います。
とはいえ、レベル差の回避方法もちゃんとあります。
- お気に入り講師を予約する
- 品質保証のスクールを選ぶ
- 価格はあきらめてネイティブ英会話を選ぶ
例えばネイティブキャンプの受け放題システムは、予約ではなく待機講師の中から選ぶためムラを感じやすいです。
とはいえ、お気に入り講師登録(上記①に該当)ができるので、それでさくっと問題解決。それ以上気にすることは特にありません。
ネイティブ英会話に切り替えるタイミングは?
このように非ネイティブ講師で楽しくやさしく英会話を続けていると、やがて満足できない点が出てきます。
うーん、やっぱり発音が気になる
うーん、ネイティブの英語が聞き取れるようにならない
うーん、実際のところのニュアンスがわからない
このように感じたときは、自分がレベルアップしている証拠です。つまり、ネイティブ英会話への切り替えどきですね。
再び「やばい、全然わからん」というモードに突入しますが、英語力を伸ばすチャンスだと思って改めてがんばります。
最初は全く歯が立たなかったネイティブとも、少し話せるようになっていることに感動できるぞ
注意:ネイティブにも方言ある
ここでの注意点はネイティブ英語にもいろいろあるってことです。
- アメリカ英語(アメリカ・カナダなど)
- イギリス英語(イギリス・アイルランドなど)
- オーストラリア英語(オーストラリア・ニュージランドなど)
etc…
米文化圏の日本人は英語といえばアメリカ語を意識しているのが一般的。しかし実はイギリス英語のほうが発音が近く習得しやすい、というのは代表的なネイティブ英語間の違いになります。
とはいえ、言語の構成は同じなので、どの英語を学んでも問題ないでしょう。
実は世界中の英語話者15億人の中でネイティブスピーカーはたったの1割、あとの9割はノンネイティブスピーカーだという衝撃事実はご存知でしょうか。
気づけば「正しい英語とはなんぞや?」な状態になっているので、やりながら好みの英語を見つけていけばOKでしょう。
国籍よりも大事なこと
ちなみにネイティブ・非ネイティブ関係なく、いちばん大事なのは「共通の話題で盛り上がれる」講師です。
具体的な話題例
・好きな映画トピックで「ゲーム・オブ・スローンズにハマってます」といったら、アメリカ先生はどっかん盛り上がる、フィリピン先生は「あ〜名前だけ聞いたことある。※韓ドラ人気高い」と話が消失。
・好きな食べ物トピックで「ごはんとお味噌汁がいつものメニューです」といったら、アメリカ先生は「私はとうふが好きよ」と菜食話に、フィリピン先生は「アジア人はごはんないとダメよね〜」と共通飯ネタで盛り上がる。
・旅行トピックで「海外旅行は10回行ったことあります」といったら、アメリカ先生は普通に盛り上がる、フィリピン先生は「実は審査が厳しいの。いつか日本に行きたい」と考えさせられる話題になる。
といった具合で、興味関心や背景知識は英会話の楽しさに直結します。
伝えたいことがあると英語はぽろぽろ出てくるようになるので、講師の国籍よりも個人的なフィーリングが合う英語の先生を見つけるほうが優先度高いです。
「いやまだそんな話までできないよ」と思う方もいるかもしれませんが、慣れてきたら同じ教材を使って違う国籍の先生と話してみるといった工夫もできます。
この場合は多国籍講師が在籍するオンライン英会話のメリットが活きます。
- ネイティブキャンプ6,480円
→ネイティブ・日本人を含む120カ国以上の多国籍講師
→追加料金で単発受講or受け放題オプション(+9800円)あり - DMM英会話7,900円
→ネイティブ・日本人を含む120カ国以上の多国籍講師
→追加料金で単発受講orネイティブ専用プラン(12,980円〜)あり
スクール選びの検討材料にしてみてください。本日は以上となります。
【本日のまとめ】
- ベストチョイスはネイティブに習うこと(本物だから)
- 格安の非ネイティブ講師も全然悪くない(初心者向け)
- 最終的には話が盛り上がる講師を選ぼう(気持ちが大事)
最後に
英会話をはじめるのは勇気がいることですよね。いきなり外国人の友達を作りに行く強者も中にはいますが、わたし自身はオンライン英会話のこっそり闇練期なくしては、リアル英会話にチャレンジすることはできなかったと思います。今回紹介したようなステップを踏んでじわじわ前進できてるので、みなさんもあせらずに、自分のペースで進んでみてください。