英語…話せるようになった…?どきどき
話せるようになったぞ!
ええ〜どのくらい話せるの?
中級レベルじゃ。しかし率直に言う。まだ微妙じゃ
話せるようになったとはいえ、まだまだまだだなぁ…と感じることのほうが多いのが現状です。とはいえ、英語はもはや我が友です。成長記録として徒然内容となっていますので、気楽にどうぞ。
ネイティブキャンプ公式サイト【ネイティブキャンプ1,000回達成】オンライン英会話を続けた結果
ネイティブキャンプをはじめて約3年。気づけばレッスン回数1,000回/400時間を超えていました。
どのくらい話せるようになった?
これだけの時間を費やしてどのくらい話せるようになったかというと…
- 話せるようになった?→伸びたけど不十分
- スピーキング力は?→伸びたけど不十分
- リスニング力は?→伸びたけど不十分
ひと言で言うと、かなり微妙じゃ。がーん
正直な告白です。
ただ、伸びてないというのとは違います。
英会話力0→中級レベルに
ネイティブキャンプマンスリーテスト結果
ネイティブキャンプ内のテストでは全10段階中、平均的にレベル7前後。確実に伸びました。
CEFR(セファール) Bレベル
このレベルをCEFR(欧圏のスピーキング指標)に当てはめたものだと、ビジネスもいけそうな解説です。
なので、全く伸びなかったわけではないのですが、自分が思ってた英語の流暢さとはかなりギャップがあったというのが正直なところです。
英会話中級レベルでできること
いくつか具体的なシチュエーションを挙げてみます。
- 道ばたで外人さんに英語で質問される
→問題なし - 初対面の人の軽くあいさつを交わす
→問題なし - マンツーレッスンでやり取りする
→問題なし - 海外旅行で英語を使う
→まだ行けてないですが、たぶん大丈夫 - 海外英語圏で暮らす
→経験ないですが、たぶん大丈夫 - ビジネスで英語を使う
→経験ないですが、だいぶ怪しい - バイリンガルと英語で議論する
→経験ないですが、だいぶ怪しい - ネイティブとの普段着トーク
→無理 - 日本語字幕なしで海外ドラマを観る
→50%の理解度 - 日本語字幕なしで海外ニュースを観る
→50%の理解度
例えば、ディズニー映画。全体を楽しめるけど、言葉の半分はわからないです。聞き取れたとしても、ストンと感情に直結しては落ちてこないし、知らない表現もわんさかあります。
そこそこ英語は話せるようになったが、ネイティブのペラペラにはほど遠い。富士登頂目指してギリ3合目。これが1,000回到達後の率直な感想です。
ええ〜1,000回もやってそんな感覚なの?
すまぬ。しかし、伸びないわけではない。スピーキング&リスニング力への絶大な効果はあるぞ
英語圏で暮らすくらいには上達する
できるようになったことをフォーカスしてみます。先ほどの箇条書きから↓
- 道ばたで外人さんに英語で質問される
→問題なし - 初対面の人の軽くあいさつを交わす
→問題なし - マンツーレッスンでやり取りする
→問題なし - 海外旅行で英語を使う
→まだ行けてないですが、たぶん大丈夫 - 海外英語圏で暮らす
→経験ないですが、たぶん大丈夫
英語でコミュニケーションをとること自体は、無理なくできます。
もちろん知らない表現・不自然な表現は無限にあるでしょうが、その場でちょちょっと調べて即座に覚える、といった芸当は身につきました。
思ったより微妙というのは正直な気持ちですが、「むしろ400時間こなせば誰でも英語コンプレックスがなくなるくらいには話せるようになる」ということでもあります。
とてもわかりやすいグラフを見つけたので引用させていただきます。
日本人の平均CEFRレベルはどれくらい? 各レベルの割合について – Fun facts
さきほど紹介した「CEFR」では、英語学習者のボリュームゾーンはまさに「B1〜B2」だそうです。
このレベルまでなら、1日1時間英会話の練習すれば1〜2年で到達可能。わりと手がたい自己投資ではないでしょうか?いかがでしょう。
ネイティブキャンプ1,000回報告の口コミ
同じくネイティブキャンプでがんばってらっしゃる方の口コミも集めてみました。
Twitterより
40代からの学び直しで始めたオンライン英会話 ちょうど1年で1000回達成!1年で400時間も話しているのか~ まだまだ言葉につまるけど、だいぶ慣れてきた 継続は力と実感 #英語 #オンライン英会話 #ネイティブキャンプ #学び直し #継続は力なり pic.twitter.com/UfUDMZQXpt
— 江田 健二 (@kenji__eda) July 7, 2022
ネイティブキャンプのレッスン数
— らん🌷 カナダ留学 (@hio9o2na) October 10, 2021
1000回を超えてました🌸
今年の4月から毎日コツコツ受講。
正直まだまだ言いたいことを言えずに悔しい想いをすることの方が多いけれど、留学までにもっとコマ数増やしていきたいです☺️🌸 pic.twitter.com/0nS4S2YmZo
夜カラン終わり!!
— いちある@ippoippo (@ippoippoAruku) July 4, 2021
今日はone-lessonのみ🙏
Stage11, 958, contact lenses までです😊
今日は記念すべきネイティブキャンプ1000回目のレッスンでした!
確かに始めた当初に比べれば格段に、聴けるし喋ることができるようになったけど、正直まだまだと確信するレッスンでした(~_~;) pic.twitter.com/PbEKxcQzZa
みんなけっこう同じような感じだね。基本はOKだけどまだまだって
(ほっ…)そうじゃ。まずはここまで疑問を持たずに続けるのじゃ
そう?実は…オンライン英会話はじめてしばらく経つんだけど、全く上達してる気がしないんだにゃー
ネイティブキャンプで話せるようになるまで
そこそこ話せるようになるまでの成長過程も振り返ってみます。
オンライン英会話を1年やって話せない→普通
おそらくオンライン英会話と合わせて英語圏で暮らしている方や、急を迫られるビジネス現場で使っている方は、3年もあればもっとペラペラになれてることでしょう。
ただ、英語を使わない環境でこつこつレッスンを続けている。この場合は、1年かけても全然話せない…というのは、わりと普通のことだと思います。
どのくらいで効果が出た?
下記はネイティブキャンプをはじめてから感じた効果です。
- 3ヶ月(約100回)
→リスニング×|スピーキング× - 6ヶ月(約180回)
→リスニング△|スピーキング× - 1年(約360回)
→リスニング○|スピーキング△ - 2年(約720回)
→リスニング○|スピーキング△ - 3年(約1,000回)
→リスニング○|スピーキング○
はっきり言って1年目は全く話せませんでした。「こんなにがんばってるのになんでだろう…」と思ってましたが、今振り返ると貯蓄の時期だったかなと。
小さい子と話すと「言ってることは通じてるみたいだけど、しゃべれない」という現象あるあるですよね。同じイメージです。
スピーキングよりリスニングのほうが体感3倍早く伸びます。なのでたとえ話せなくても、リスニングが伸びてる感覚があれば間違ってないはずです。
話せるようになった教材はある?
よく使った教材は3つです。
- 日常英会話(初級〜中級)
- カランメソッド(ステージ9まで)
- 5分間ディスカッション
今になって振り返れば、教材はなんだって大丈夫です。
大事なのは自分のレベルに合った教材を使うこと。「この教材ならタメになりそうだ。」と思える教材ならOKです。※逆に合っていないのは、難しすぎてちんぷんかんぷんな教材、選ぶこともないでしょう
教材うんぬんより、復習が大事。このことは有料教材のカランで覚えましたが、自力でできるなら無料教材でOKです。
ネイティブキャンプで受けまくるのは効果的か?
英会話をはじめたての方は、受け放題メリットを享受して受けまくるのも効果的でしょう。
よくインプット/アウトプットの区別で語られますが、頭の中に英語貯金がないうちはレッスンで英語に触れること自体がインプット兼アウトプットになります。
100時間区切りでプチブレークスルーを感じられたぞ
ただし、2年目以降伸び悩みを感じはじめたら、”受けまくる戦法”の切り替えどきでしょう。
- 初級まで:戦略なしで量をこなす
- 中級以降:戦略ありで質を高める
戦略とは?
戦略というのは、「なにが自分に足りないか」を見極めて、準備してレッスンに臨むことです。
例えば1,000回もこなせば当然「語彙が足らないのか」「文法が欠落しているのか」等、自分で気づけるようになってきます。
見て見ぬフリをせず、意識を持って苦手潰しをしていくのが戦略です。けっこうしんどいですが、やると伸びます。
この時点ではもうレッスン回数は気になりません。”いつでも英語を話せる環境がある”というのがネイティブキャンプのメリットになります。
まだどこがどう苦手とも言えないうちは、淡々とレッスンを積み重ねていくだけでも十分伸びます。どうせなら1日1回よりたくさん受けたほうが効果的だと言えるでしょう。
そっか〜とりあえず英語にたくさん触れる!でがんばってみるにゃー
そうじゃな。復習は忘れずにじゃよ
はっ!(やりっぱなしバレてる…)
予習なしでいいから、復習で言えなかったフレーズ潰しをひとつでもするといいぞ
今後の課題と抱負
最後に、改めてレッスン1,000回到達で得られた気づきと英語学習の課題をまとめて終わりにします。
- なんやかんや質も量も大事
- 精聴・精読が大事
- 日本語も大事
①なんやかんや質も量も大事
- 初級まで:戦略なしで量をこなす
- 中級以降:戦略ありで質を高める
さきほどこんな生意気そうなことを言いましたが、よほど上級に達するまでは、まだまだ量も捨てられないというのが本音です。
400時間というと膨大な気がしますが、活動時間8時間とするとたったの50日分(2ヶ月弱)なんですよね。留学にちょろっと行って帰ってきたくらい。で、ペラペラは厳しい…
下記は英語上級者さんの口コミです
YOUTUBEでアメリカ人の作る動画をひたすら観た
英語中級、上級者に質問です。_ネイティブキャンプ広場
アメリカのドラマを毎日英語字幕で観た
非ネイティブが集まる上級者コースのディカッションに参加した
洋書を毎日2時間は読むようにした
毎日何か自分で書いてみて、ネイティブの友達に添削をお願いした
外国人が集まるカフェに行って、積極的に話しかけて自分が日ごろわかんないなーと思っている言葉のニュアンスの違いを質問した
仕事をしている時間以外は英語だけ使うようにした
英語話せる人がこれだけやっていて…たったの1,000時間で甘んじていてはお先真っ暗です。いつかのネイティブキャンプ留学@homeを夢見て、まずはお仕事に邁進します。
いうても仕事、いうても育児。いろいろ大人には事情があるので、とりあえず小さな時間作りからですね。人柄・キャリアに具体的なイメージが持てるホリエモン氏の言葉は、サラリと読んでも響きやすいですよ。
②精聴・精読が大事
またも相反するようなことを言いますが、「精聴・精読」が必要不可欠だと感じています。
- 1冊をボロボロになるまでやり込む
- 同じ教材を何度も繰り返し受ける
- そらで言えるようになるまで暗記する
英語ペラペラな学習者さんが共通しておっしゃることですね。
最初から精聴・精読してたら、もう少し伸びていたかもしれない。教材を絞って着実にやっていこうと思います。
ベストセラーになったビッグファットキャット本。実はシリーズ物で、英語本の読み方やコツを細かく解説してくれています。気づけば「ふむふむ」といつのまにか精読チャレンジしている自分がいます。
③日本語も大事
これは完全にオピニオンですが、「英語を英語で理解する英語脳」というのは捨てて、日本語をとても大事にするようになりました。
- 日本語レベル以上の英語が話せることはない
- 日本語で話せないことは英語でも話せない
- 日本語でのニュアンスがわからなければ、単語の使いどころがわからない
日本語が優れている人が話す英語はきっと、レベルに関係なく美しいです。
最近リアル教室のグループレッスンに参加して、単語会話だろうとその人の性格が見えてくることに気づきました。選ぶ言葉が人それぞれ全然違うのですよね。せっかくゼロから言語を再取得できるなら、きれいな言葉を扱うように心がけたいものです。
おかげさまで日本語の本をよく読むようになりました。母国語を磨くことも言語学習者ならでは特別なスキルだと感じるようになったのは、大きな収穫です。
最後に
少し長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。なんにせよ、1,000回も続けたという事実は誇れるマイルストーンになりました。
三日坊主で終わったチャレンジ数知れずな中、英語が続いたのは楽しいからですね。レッスンにはちょびっと努力が必要ですが、やる気が出ない時はゴロゴロ海外ドラマ。それなのに聞き取れる英語が増えていて小さな喜びを感じさせくれます。
大人の趣味にはこれ以上ない選択肢でしょう。これからはじめる方も、まずは楽しく英語に取り組んでみてください。