【英語4倍速習得】カランメソッドとは?基本ルールとレッスンの進め方

カランメソッドとはなんぞや?

まずはざっくり「どんなことができるのか、どうして4倍も早く英語が習得できるのか?そしてそれは本当なのか?」をチェックしていきましょう。

わたしは実際にカランメソッドをネイティブキャンプで約2年ほど受講しました。体験談を元に、カランの基本ルールやレッスンの進め方を解説していきます。

カランメソッドとは?基本ルール

カランメソッドは、英国発祥の4倍速英語習得メソッドです。通常の英会話レッスンとは一線を画した独自のスパルタ方式。とにかくたくさん英語を口にして、憧れの短期習得を目指します。

レッスンには独自のルールがあるので、まずはどのように進めていくのか確認していきましょう。

基本ルール

  • ルール1:フルセンテンスで回答
    講師が2回質問、生徒が回答。このとき必ずフルセンテンスで答えるのが鉄則。
  • ルール2:講師が非常に早口
    講師は文法説明や質問を繰り返しますが、はじめは衝撃を受けるほど早口です。
  • ルール3:質問は禁止
    わからない点があっても質問タイムはなし。ずんずん先へ進みます。

カランのレッスンでやることは、全ステージを通して「講師の質問に生徒が回答するのみ」です。早口・質問禁止などのルールがあるのでスパルタ形式と言われていますが、実はとてもとてもシンプルです。

実際のレッスンの様子は公式動画で確認できます。

レッスンの進め方

下記はネイティブキャンプでのレッスンの進め方です。

  • 講師を予約する
  • レッスンを受講する
    • リビジョンパート(10分)
    • ニューワークパート(10分)
    • リーディングパート(5分)
  • 復習する

カランのレッスンは毎度3パートに分けて進めていきます。前回の復習→新しい範囲の学習→最後にテキストリーディング。毎度必ず前回の復習から始まるので、ここでつまづくとなかなか先へは進めません。

なので、自主的な復習がマストかつ強く推奨されているのが特徴です。その代わり、予習はしなくてOKなのもルールのひとつ。

ここまでがカランメソッドの基本ルールと進め方です。

カランメソッドの向き不向き

このように、カランはルールにぴたっと沿って進めるレッスンです。軍隊式メソッドと言われてるほど。シンプルですが単調なので、向き不向きはあります。

カランが向いてる人

  • 全く英語が話せない人
  • 地味練が好きな人
  • おしゃべりが苦手な人

カランが向いてない人

  • すでにそこそこ英語が話せる人
  • 自由に会話したい人
  • おしゃべりを楽しみたい人

もしあなたが「おしゃべりは苦手なんだけど...英語は話せるようになりたい」という方、もしくは「本当はおしゃべりを楽しみたいんだけど、しゃべるほど英語力がない。というか、全く言葉が出てこない...」という方ならチャレンジする価値ありです。

Stop studying, start speaking とキャッチコピーにあるように、その独特のレッスンの進め方により、レッスン中に生徒側が英語を多く話せるようにデザインされています。授業中に無駄話や沈黙が入る暇もないため生徒の話すスピーキングの量は通常のレッスンのまさに4倍!

https://nativecamp.net/callan

英会話学びはじめの基礎トレとして試してみると、効果を実感できる内容です。

カランメソッドの具体的な進め方

それでは、実際どのように学習を進めていくのか見ていきます。

どのくらいの期間が必要なの?

【期間】約1~2年が目安

カランメソッドは全部で12ステージあります。各ステージ、毎日25分レッスンを1本受けて約1〜2ヶ月で完了するボリュームです。

どのステージまで受けるべき?

全12ステージで年単位となるとヘビーですが、どこまで受けるかは自分で決められます。

例えばステージ6と決めて半年だけはがんばってみる、というやり方もあり。ケンブリッジ検定やTOEICに相当するレベル指数があるので、自分なりの目標を設定して進められます。

効果はある?

効果はいかほどなのか?がいちばん気になるところですね。

実際にカランの効果は、ステージに比例して段階的にスピーキング力&リスニング力がじわじわアップしていく感覚です。

例えばカランステージ6だとTOEIC L&R500点相当。たしかにこのくらいのレベル感で、さらに知識だけでなく英会話力も相応についてくる感覚です。

TOEICスコア900でも全く話せない...というのはよく聞く話ですね。勉強量や費やす時間を考えると、カランでスピーキング力UPできる角度はとても高いです。

注意点:口語はマスターできない

スピーキング力がUPするのはまちがいありませんが、なんでもかんでもネイティブ並に話せるようになる、と思って受講するとギャップを感じるかもしれません。

とにかくテキスト内の英語を徹底的にマスターしていくのが基本スタイルです。映画やドラマのセリフのようなTHE・口語は学びません。カランは英語の基礎トレと思って取り組むのがおすすめです。

より詳しくカランの特徴を知りたい方は、ネイティブキャンプのカラン紹介ページを確認してみてください。かなり詳しくカランの仕組みが紹介されています。

まとめ

「4倍速で英語が話せるようになる!」のキャッチコピーだけ聞くとなんともうさんくさいカランメソッドですが...

かなり練り込まれた体系的でストイックな学習方法。実際に受けてみて、「これで全く伸びない人なんていないでしょう」と言い切れるような内容です。

もし今、

  • 全く英語が話せるようにならない...
  • そもそもリスニングも全然伸びない...
  • 読めるけど話せない...

と悩んでいるなら、きっと力になってくれます。さっそく調べてみてください。

  • B!