対象年齢:3〜7歳
英語難易度:★★☆☆☆
Kindle読み放題:○
【難易度目安】★1幼児絵本 ★2児童絵本 ★3児童書or短編or GR本 ★4大人小説 ★5長編大作 / Kindle読み放題は、執筆時点の情報です。
協調性を学ぶ教育絵本。動物たちがチーム一丸となってひとつの目標達成に向かっていく物語。絵本としてはごくスタンダードでお子様向け内容ではありますが、冬英語がたっぷり学べる季節モノの1冊です。なによりも、目の覚めるようなカラーリングのイラスト美が印象的。
THERE's magic in the winter air.
冬の空気には魔法がある。
There's magic それは魔法です
冒頭の一文。児童書とくにファンタジー系で頻繁に出てきますね。there's OOで「あ、OOだ!」というニュアンスで使えます。
They sense there is task to do
やるべきことがあるのを感じた。
sense 感じる
わたしたちは「センスがある」のように名詞で使いますが、英語は動詞で使えます。"パワーを感じる"という時のように「本能的に感じ取る」というニュアンスです。
Last, the pack of wolves appears,
最後に、オオカミの群れが姿を現す。
the pack of 〜 〜の群れ
動物の群れってこういう言い方をするんですね。複数形にすることを忘れずに。
The sleigh careens,
そりがガタゴト猛スピードで疾走する、
careen 疾走する、猛スピードで進む
この動詞ひとつに上記訳のような意味がぎゅっと詰まってます。英語の動詞あるあるパターンなので、気にかけておきたいポイントです。
The colors dazzle, glow, and blaze-
the flashes sizzle, shock, amaze!
色はまばゆくキラキラ燃え上がり、
閃光はしゅーしゅー衝撃的で驚くばかり。
dazzle キラキラ輝く、またたく、眩むような
夜空の美しさをこれでもかと表現したパート。日本語のオノマトペ的に捉えてみるのがおすすめです。「キラキラ/ギラギラ/チラチラ/チリチリ...」英語でも細かな違いの表現あります。
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この絵本はストーリー性よりも、英語の表現の豊かさを楽しみながら読むのにおすすめです。溢れんばかりの星空をイメージしながら読んでみてはいかがでしょうか。美しいイラストが理解の助けになってくれます。あなたの感性ならではの特別な1冊になるでしょう。