対象年齢:3-7歳
英語難易度:★★☆☆☆
Kindle読み放題:○
【難易度目安】★1幼児絵本 ★2児童絵本 ★3児童書or短編or GR本 ★4大人小説 ★5長編大作 / Kindle読み放題は、執筆時点の情報です。
環境問題が学べる絵本です。アザラシのネルソンが安全なはずの海でさまざまなトラブルに遭遇します。全ては人間による環境汚染から...。柔らかなイラストにわかりやすい物語、英語も読みやすさ満点なので万人におすすめできるタイプ。シリーズ全5冊です。
Nelson was known as the clumsiest of all seals.
ネルソンは最も不器用なアザラシとして知られていました。
clumsy 鈍い、不器用な
おっとりしたアザラシくんの登場からスタート。波瀾万丈な予感です。
People shouldn't leave buckets on the beach.
人間はビーチにバケツを置いてっちゃダメだよ。
buckets バケツ
日本語と同じ呼び方ですね。アザラシくんはバケツにハマってしまって困ってしまいます。
Basking Shark heaved him until he was free.
ウバザメくんは彼が自由になるまでぐいっと持ち上げました。
heave (力を入れて)持ち上げる
"ぐいっと"のニュアンスを上記単語で表せます。今度はタイヤにはまってしまったアザラシくんです。
This is a leftover fishing net made of plastic
これはプラスティックな釣り網の残骸だよ。
leftover 残り物
「食べ残し」の意味でよく使われる単語です。人間の残したゴミに海の仲間たちが囚われてしまいます。
Out popped Octopus.
ぽんっとタコが飛び出しました。
pop 飛び出す、弾ける
ポップコーンのポップ。弾け飛ぶ様子を表せます。英語らしい言い回しの文章ですね。
・・・
絵本多読がいまいち楽しめない...という方は、こういった環境問題とか歴史とか地理学とか、なにか学問的なことが学べるジャンルを選ぶのはとてもおすすめです。小難しい単語がよく出てくる分野ですが、絵本なら無理なく関連語彙を覚えられるし、興味をより深めるきっかけにもなりますよ。