カランって「文章長すぎ、覚えられないだろ」ってセンテンス続出しますよねぇ。
みなさん、あれどうしてますか...?
あまりにロングなセンテンスはあきらめるとして、わたしは脳内スラッシュリーディングでなんとかこなしている感じです。
スラッシュリーディングとは?
スラッシュリーディング=区切り読みです。英語を頭から理解することが目的で、意味のかたまりごとに区切って読んでいく方法です。
ー I want something to eat at the moment.
わたし今なんか食べたい。
ー I want something / to eat/ at the moment.
わたしなんかほしい / 食べるもの / 今
上記の場合だと、全部で8単語。そこから「3つのかたまり」にわけることで、脳内処理がかんたんになるのがツボです。※かたまり=チャンクと呼んだりします
脳内スラッシュリーディングを意識して英文を覚えるようになってから、プッシュされるとさらさら英語が飛び出すことも増えました。
英語をかたまりで読むテク
「スラッシュリーディング」
スラッシュリーディングは、もともと英語の長文読解や速読理解に使われている一種のテクニックです。
1単語ずつ丸暗記しているようだと、スピーキングやリスニングでは全く歯が立たぬ。ならば、意味のかたまりごとに頭から英文を理解しましょう、という方法論です。
受験やTOEICで英語のお勉強をした方は知ってるかもですね。
[音声DL付]究極の英語リーディングVol. 1 |アルク出版
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英語専門の出版社アルクのリーディング解説でも、初期読解テクニックとしてスラッシュリーディングが紹介されています。正しいノウハウは、こういったきちんとした本で学んでくださいね。
「ENGLISH JOURNAL」の出版社アルク情報
アルク出版代表誌といえば創刊50周年を迎えた「ENGLISH JOURNAL」。雑誌なのに単語も会話文も細かく解説されていて、英語初心者からベテランまで楽しめます。
有名ハリウッドスターの生インタビューや時事情勢などをキャッチできる貴重なコンテンツ満載。大人のみなさんがヨミモノとして満足できる月刊誌です。うれしいことにKindle読み放題対象です。
>英語学習専門マガジンEnglishJournalレビュー
スラッシュリーディングは慣れるだけでOK
すみません、脱線しました。
ところで、スラッシュリーディングをやったことがないなら、1冊だけ購入してHowtoを理解できれば大丈夫です。
つまり、完璧にマスターする必要はない。ということです。
わたしは英語勉強初期にいろ〜んな勉強法に手を出しました。なにをやっても無駄はないと思ってますが、スラッシュリーディングはちょっと別。
スラッシュ入りの英文に目が慣れてしまうと、むしろスラッシュがないと読めなくなってしまいます。あくまでも、頭から英文を理解するためのひとつのテクニック、として認識しておくのがいいかな、と思います。
文章はそんな単純じゃないって話
また、スラッシュリーディングをしてると「あれ、これってどっちで区切るんだろう?」みたいなはてなマークが浮かんでくるのですよね。
①What do we call this direct method // we are using for learning English?
③What // do we call // this direct method // we are using // for // learning English?
カラン メソッドStage3より
※見づらさ解消のため、スラッシュ2本にしてます//
どこで区切るかは人それぞれの感覚や習熟度の違いだったりもします。正解不正解なし。
なので、カランで応用する場合は、耳で聞いて「あーこういう流れだったな」ということが認識できれば十分応用できます。イメージは下記のような感じ。
カランは先生がプッシュでひとつのかたまりが思い出せれば、すらすらっと言葉がこぼれる感覚を味わえます。快感。
知識と実践には時差がある
ちなみにわたしがナチュラルに反応できるようになったのは、ステージ7の頃でした。
スラッシュリーディングを意識しだしたのはステージ5なので、2冊かけてやっと体得できた感じです。
カランステージ7にて、やっとプッシュされるとすらすら口をついて出る感覚が味わえた〜!長かった〜!うれしい〜!
— ゆりあろん (@yurialonejp) May 16, 2020
ここまでは、一生懸命記憶からひっぱりだしながらついていってた感じ。あの日の感動は忘れません。
とはいえ、がまんの時期が続くのはけっこうツライ。もっと早くマスターしたい方は、下記2つも意識して勉強してみるといいと思います。+アルファの勉強法です。
スラッシュリーディング
コツを掴む勉強法2つ
やってることはほぼ同じですが、アプローチのしかたを変えてみるのもありです。
- ディクテーションに挑戦する
- シャドウイングに挑戦する
①ディクテーションでコツを掴む
dictationとは ー。
Weblio英和辞典
書き取り、口述、書き取ったもの、書き取りの試験、命令、指図、言いつけ
英文を聞き取り、文字起こしするのがディクテーション。音声をかたまりごとに再生→都度書き取りするので、スラッシュリーディングと方法論は同じです。
実は地味にカランブックにディクテーション問題があるのはご存知でしたか?
正直、書き取りしていると時間がかなりかかるので、おおざっぱな私には合わなかったのでやってません。
ただ、英文を脳内にキープしつつ文字起こしをしていく...という高度な練習法なので、効果は高いはず。時間に余裕がある方はチャレンジしてみてもいいと思います。
ネイティブキャンプのカランでは飛ばしますが、QQではディクテーションも込でレッスンを行うそうです。
カランメソッド正式提携校3社の口コミ・評判レポート【ネイティブキャンプ・QQ・新お茶の間留学】
②シャドウイングでコツを掴む
わたしのように、ディクテーションはちょっとメンドイかもな方は、ひたすらシャドウイング練習でも効果があります。
音声を聞きつつ、影のように声に出してぶつぶつぶつ...。
シャドウイングが難しいという話も聞きますが、カランは復習パートが多いため慣れれば全然大丈夫です。
むしろ、慣れで聞き流してしまわないように要注意。レッスン直前にはテキストを見つつ、脳内スラッシュ入れながら確認するのがおすすめです。
※カラン以外のシャドウイング教材も紹介してます
カランメソッドが進まない?シャドーイング体得で4倍速になった話
どちらにせよ、「耳から聞いて、かたまりで意味理解する」という練習になります。
他にも時制や文法など気にすることがたくさんあって大変ですよね。でも言葉が出てこないストレスから脱出するには一度、かたまり意識トレーニングをお試しください。
早い人で1ステージ分、わたしのようにのんびりタイプでも2ステージ分もこなせば、違った感覚に出会えるハズ。
この頃には、通常レッスンでのスピーキングも「あれ?けっこう話せてるかも?」って思える瞬間が訪れるでしょう。ということで以上になります。がんばりましょう〜!
カラン体験談まとめあります
カランメソッドStage3〜9を実践して、自主的卒業しました。基礎力がみるみる身について脱初心者できました。悩みつつ実践してきた記録をまとめてますので、カランビギナーさんはぜひ。