Kindleを使ってはじめて洋書を読んだ時は、本当に感動しました。なぜってさくさく辞書機能が優秀すぎて、わたしのつたない英語力でも読み切れてしまったから...!
英語学習をしていて「そろそろ洋書とか読んだ方がいいかもな。でもハードル高いんだよなぁ...」と思っているあなたにもぜひ、洋書読破の感動を味わってほしいなと思ってこの記事を書きます。本当に読み切れます。
とはいっても好みでない本を選んでしまうとそれはそれで挫折します。はじめての洋書の選び方も合わせてガイドしていきますね。
Kindle(キンドル)とは?基本情報
まずはKindleを使ったことない方向けに簡単にポイントをまとめておきます。すでにユーザーで英語学習活用方法だけ知りたい方はささーっと読み飛ばしてください。
メリット①洋書取り扱い数No1
KindleはAmazonの電子書籍サービスです。
電子書籍サービスの中でもずば抜けているのはその取り扱い冊数。洋書だけで200万冊ほど扱っているそうです。
国内の多読有名本なら手に入らなくて困った...となることはありません。実際、海外サイトで発見したマイナー本を検索してみたらちゃんとヒットしました。
メリット②読み放題が月額980円
さらにすごいのは読み放題会員=Kindle Unlimited会員です。たった980円で100万冊の洋書が読み放題になります。
例えばUnlimited対象で有名な作品がハリーポッターシリーズです。本家はもちろん、読みこなし用のガイド本まで読み放題対象です。どう考えてもコスパ抜群。
メリット③優秀すぎる辞書機能
わたしが最も感動したのがKindleの辞書機能。洋書がハードル高い理由は当然ながら英文が自由に読めないからです。
しかしKindle辞書ならばタップするだけでその場で意味表示。勝手に単語&フレーズリストを作ってくれますし、必要ならば外部サイトにも飛べます。まるで言語ラーナーのために作られたような超優秀機能。
だから絶対洋書が読み切れます。
中には紙の本がいいという方いらっしゃいますね。わたしも日本語本は紙の本が好きです。
ただ、まずは”洋書を読破してみたい”というならば、Kindleはまちがいなく神アプリです。多読で推奨されている「止まらずに読み進める」という読み方が実現できます。
Kindle洋書の選び方&おすすめ英語学習本
さぁでは、具体的な洋書の選び方例3パターンとおすすめ本を紹介します。
選び方① 洋書+ガイド本で読みこなす
先ほどあげたハリーポッターシリーズを例に挙げてみます。
洋書のハリーポッターシリーズ本
やさしめモーション絵本
読みこなし用ガイド本
実は本家ハリポタだけでなく、やさしめ本やガイド本までセットで楽しめるのがKindleのいいところです。第1巻の賢者の石だけは有料ですが、それ以外は全て読み放題対象です。
まるでホグワーツの世界をゆったり楽しみましょう。1巻読むだけでぐっと英語レベルが上がります。
選び方②クラシックスシリーズを選ぶ
よく海外サイトで無料配布されている著作権フリーの古典があります。これが「AmazonClasiccs」というシリーズでKindleでも読めます。
古典は世界中で長く読み継がれる名作。オーディオブックも必ず見つりますし、ディズニーなどの原作になってたりするのが選ぶメリットです。
おとな向けは作品自体が難しいので、まずは児童向けからどうぞ。
選び方③英語学習のハウツー本を読む
ちまたに無限に出版されている英語学習本からも読み放題本多数です。
例えば気になっていた文法書の試し読みをしてみたりするのに使えます。気に入って何度も読みたい本だけを紙購入すればお得ですね。
絵本は試し読みに
Kindleでもたくさんの絵本が読めますが、個人的には絵本だけはやっぱり紙版がいいと思います。電子書籍だと単純に読みづらいです。
ただ、その絵が好みどうか、など確認するための試し読みにはやっぱりとっても便利。手当たり次第に読むというのもお金がかかることなので、賢く使い倒してみてください。
Kindle辞書機能の使い方
さて、次にわたしが愛してやまないKindleの秀逸すぎる辞書機能を紹介します。こんなにも使いやすい英語辞書がこれまでにあったでしょうか。開発者さんにいつもお礼を言いながら読んでいます。
代表的なもの4つ、見ていきましょう。
- 通常辞書機能
- 関連文の自動抽出
- 登場人物チェック
- 自動リスト化
便利機能①通常辞書機能&ハイライト
ロングタップでハイライト&意味検索
意味不明な単語に遭遇したら、ロングタップで蛍光マーカー。画面を遷移せずにその場で意味確認ができます。単語はもちろんながら、フレーズ単位でもOKなのが助かります。
「辞書・Wiki・翻訳」と3つのポップアップが登場しますので、必要なら外部サイトにも即飛べます。
便利機能②関連文の自動抽出
同じ単語を使った英文を一括チェック
例えばはじめて知らない単語が出てきたとき。それが分からないと困るクリティカルな単語なのか、それとも1回ぽっきりのレア単語なのか。
というときに、関連文抽出機能を使えば一目瞭然です。単語が使われた文章が一覧で出てくるので、例文集としても使えるすさまじく優秀な機能です。
さらに覚えておきたいフレーズがあれば、最右画像のようにお洒落画像を作る機能までついてます。
便利機能③登場人物チェック
概要把握に役立つX-ray機能
Xray機能は、全編通して出てくる登場人物や場所の概要把握ができる機能です。
例えば知っているファンタジー作品を思い浮かべてみてください。やたら登場人物が多いし、やたら旅しますよね。英語で読んでいると全然わからなってしまうことも当然あります。
そんなときに「この人誰だっけ?」「ここどこだっけ?」という時の確認にとても役立ちます。
便利機能④自動リスト化
note機能でまとめてチェック
ハイライトした単語や文章は自動でリスト化されます。読書中は不明な点に蛍光ペンだけ引いておいてずんずん進み、あとでまとめて復習できます。
立ち止まらずに読み進める「正しい多読」のやり方がこれで実現できますね。メモ書いたりフラッシュカード化もできるので、しっかり復習したい人にも役立つ優秀機能です。
こんな感じで、Kindleの機能はただただ優秀です。「本をスマホで読めて便利なだけでしょう?」と喰わず嫌いしてた方は、ぜひ一度お試し利用してみてください。
Kindle Unlimited登録方法
ということで、Kindle Unlimitedで洋書にチャレンジしてみたい方は下記手順で登録してみてください。
<料金>
・Kindle会員:0円→無料本限定
・Kindle Unlimited会員:980円/月→100万冊
Kindleコースは無料or月額980円の2種類のみ。サブスクタイプなので必要な月だけの契約でOKです。初回30日は無料なので安心してはじめてみてください。
まずは読みたい本を見つける
まずは読んでみたい本を見つけます。この記事で紹介してる本でもいいですし、検索するなら下記を参考してみてください。
①検索窓に「kindle 洋書」などと直接入力
②「読み放題対象タイトル」でソートをかける
③好きな本を選んで「読み放題で読む」をタップ
そのまま無料登録に進む
「読み放題で読む」をタップすると登録画面に進みます。
①「サインイン」をタップ
②ログインor新規の場合はアカウント作成※クレカ登録など
③「今すぐ読む」をタップ
これで登録は完了です。アプリDLに進みます。
アプリをダウンロード
Kindle
AMZN Mobile LLC無料posted withアプリーチ
自動的にアプDLページに進みますが、もし切り替わらない方は上記からどうぞ。
これでKindleで洋書が楽しめる状態になりました。ぜひあせらずゆっくりお楽しみください。10冊まで好きな本をストックできます。
解約はAmazon会員ページから
もし無料期間中に解約する場合は、Amazonの会員ページからすぐに解約できます。安心して利用してください。
Kindleリーダー紹介
おまけ情報です。電子書籍はやっぱり画面の小ささにストレスは少し感じます。わたしはiPhoneのいちばん大きいサイズに変えました。
英語学習に予算を割ける方はKindleリーダーの購入もありだと思います。iPadくらいのサイズがあるとストレスは感じづらいです。
さっそく洋書を1冊読んでみよう
ここまでお読みいただきありがとうございました。さっそく今から1冊...1ページだけでも読んでみてください。先ほど紹介したAmazonClassicsから読みやすい作品を紹介して終わりにします。
The Wonderful Wizard of Oz オズの魔法使い
少女とブリキの人形たちがエメラルドの都を目指して旅する児童ファンタジー。登場人物が少なく、シンプルな展開で話が分かりやすいです。今後ハリポタなどのファンタジー作品を読んでいきたい方のはじめの1冊におすすめ。
Andersen's Fairy Tales アンデルセン童話
西欧系の方が小さい頃から親しんでいる童話集。ネイティブ先生にもよくおすすめされるビギナー向け洋書です。人魚姫、雪の女王などディズニー作品の原作もありますので、映画と合わせて楽しむのもいいですね。
Peter and Wendy ピーターパン
誰もが知ってるネバーランド物語。こちらもキャラ立ちしてるしイメージが湧きやすいので、読みやすい1冊です。
以上となります。洋書多読、あせらず楽しみながらがんばっていきましょう!