英語の発音を練習するメリットを紹介していきます。発音を練習すると「ネイティブっぽくかっこよく話せる」ようになるのはもちろん、実は英語学習全体に影響を与えるほど大きなインパクトがあります。
英語の発音を勉強するメリット5つ【実はすごい学習効果】
①かっこよく英語が話せるようになる
「Really?」のたったひと言でもネイティブっぽく発音できたら、それだけでなぜかかっこいいですよね。英語は母音だけでも日本語の4倍以上の音を使い分けて話しているそうです。ひとつひとつの正しい音を練習することで、ネイティブのようなクールな英語に近づけます。
②英語を話す恥ずかしさが減る
自分の英語が下手っぴだと気づき、恥ずかしくなって話せなくなってしまった経験はありませんか?発音をしっかり学ぶと少なくとも「THE・日本人の英語」からは必ず抜け出せます。慣れてくるといろんな英語があることにも気付けるので、少し自信が持てるようになりますよ。
③リスニング力が飛躍的に上がる
発音を学んだ分だけリスニング力がぐんぐんアップしていきます。もし「英語にもやがかかっている...」という感覚があるなら、発音勉強でかなり伸びを実感できるはず。とりあえずネイティブをたくさん真似してみているけど伸び悩んでいる、という方は発音勉強する価値ありです。
④上達の実感が持てる
スピーキングができるようになるまでには、少なくとも1年程度はかかります。その点、発音学習はまずはアルファベット26種類の聞き分けからはじめて、やった分だけリスニングも伸びるので上達実感を持ちやすいです。英語はじめたてで難しい文法や単語がわからなくてもがしがし勉強できます。
⑤英語全体の理解度が上がる
なにを言ってるのかわからない場面が減る=「いつまで経っても英語がわからない」というむずがゆい感覚が激減します。わたしたちがものすごく苦労している「英語を英語のまま理解する」という感覚を養ってくれますよ。
おまけ:歌がうまくなる
最後におまけ。音を注意深く聞いたり声に出したりする癖がつくせいか、歌が少しうまくなります。そのうち英語の歌もかっこよく歌えるようになりたいですね。発音練習しながら習得してみてはいかがでしょうか。
発音練習をまずは1ヶ月【英会話教室の前に】
英語が話せるようになりたいなら、早く英会話をはじめたほうがいいというのが持論ですが、発音練習は別。英会話をはじめる前に自分で少しはやっておいたほうがいいです。
ネイティブキッズ向けの発音リズムトレーニングのようなやさしいもので十分です。
英会話で最初にぶつかるのは「先生がなにを言ってるのか、全くわからない」という問題です。
きっと文字で書いてもらえればわかるものばかりなので、解決法は「正しい発音を知ること」のみ。とりあえず単語帳で数を覚えまくるより、知ってるけど聞き漏らしてしまう単語を減らす、というほうがスピーキングには役立ちます。
わたしは基礎の発音練習をすっぽり飛ばしてしまった側です。「会話に慣れてくればそのうち発音もよくなるだろう」と安易に考えてましたが、結果、発音は全く伸びませんでした。
改めて発音勉強をゼロからやり直して、すごい学習効果を実感中。英語が難しいという感覚が減るので、みなさまも1ヶ月だけいいのでみっちり発音練習を取り入れてみてください。
発音トレーニングに役立つアプリや動画をまとめているので、活用してくださいね。
発音学習のメリットまとめ
発音練習というと少し地味だし、早く英語ペラペラになってやる!という目標には少し遠回りな気がしてしまいますが...
実はいちばん大事な根っこの部分かもしれません。わたしは発音をきちんと勉強しはじめてから、英語学習全体がすとんとラクになりました。
発音練習はネイティブも全員通ってきた道です。あわてずあせらず楽しく続けていきましょう!