冬になったら絶対見たい珠玉のディズニー冬映画「Frozen アナと雪の女王」。改めて英語でちゃんと見てみると、テーマが「Love」と「Fear」だってことがよくわかります。わぁ〜とよく喋るアナ、大事なことだけぽつりと話すエルサ、そしていつでもポジティブなオラフ。リスニング学習をするにはとてもおすすめできる素材です。では、ぐっと刺さる名言・名シーンを見ていきましょう。
『アナと雪の女王』の心にグッとくる名言・名セリフ
簡単なあらすじ
凍った心を溶かすのは真実の愛だけー。
舞台は北の王国アレンデール。2人のプリンセス・エルサとアナは大の仲良しの姉妹だった。ある雪の日に遊んでいると、エルサは氷を操る魔力で誤ってアナを危険に晒してしまった。以来、エルサが力をコントロールできるようになるまで、王国は門を閉ざし、2人は離ればなれに育つことに...。
やがて王位を継ぐことになったエルサは、開城し式典を行う。しかし再び魔法の力を制御できなかったエルサは、ひとり雪山に逃げ、アレンデール全体も冬に閉ざされる。必死で追いかけるアナは暴発するエルサの魔力に当たったアナはついに凍てついてしまう・・・。
「雪だるま作らない?」
「雪だるま、作ろう?作りたくない?作りたいでしょ?」冒頭シーンでどうしても雪遊びしたいアナがまだ寝てるエルサをあの手この手で誘った末の誘い文句です。
なんでもないようなこの一言こそが、映画全体のキーワード。アナではなく"エルサ"がこのセリフを口にした時には、思わずほろり感動してしまいました。
「やぁ、僕はオラフ。ぎゅーっと抱きしめて。」
絶対ハズせない名言。オラフの登場シーンのセリフです。繰り返し見れば見るほど、このセリフがなんと可愛らしく、あったかいことか。オラフこそが2人の真実の愛の象徴です。
「お姉ちゃんだもの。絶対わたしを傷つけたりしないわ。」
パーティ中に恐ろしい魔力を公衆の面前で晒してしまったエルサ。みなが彼女をモンスター扱いする中、唯一心から信じてあげてたのがアナ。離ればなれに育っても、心はひとつ。ぐっとくるセリフです。
「恐れがきみの敵になるだろう。」
幼い頃にアナを傷つけてしまい両親と共に駆け込んだトロール族長のお言葉。エルサが魔力をコントロールするためには「Fear 恐れ」が大敵になることを教えてくれました。
「人生ではじめてなんだもの。」
エルサの戴冠式でいよいよお城の門が開場される時。アナが嬉しすぎてはしゃいでる時のセリフです。キラキラしたとても素敵な歌で、思わず口ずさんでしまいます。
「知らない人についてっちゃダメだって親に言われなかったのかい?」
アナ&クリストフのfunnyパートでのセリフその①です。日本語でも違和感を感じたときによく使う表現ですよね。出会ったその日に知らない男の人と結婚を決めたアナ。早く真実の愛に気づいて。
「あなたは恋愛専門家かなんかなわけ?」
アナ&クリストフのfunnyパートの名セリフその②です。「恋愛専門家=Love expert」、かっこいいですね。もさい山男に恋愛指南されて怒り狂うアナ。...クリストフが正論です。
「真実の愛の行動だけが凍った心を溶かせるんじゃ。」
アナの危機2度目のトロール族長のお言葉。真実の愛とは?その行動とは?このあと真実の愛を求めてアナとクリストフは奔走します。
「溶けたってかまわないさ。」
寒さに震えるアナのためにオラフが暖炉の前でつぶやいた名言。直訳すると"いくらかの人々は溶けるのに値する"という訳になります。つまり、「アナのためなら僕は溶けたっていいよ。」という、オラフの心から言葉。オラフがもっと好きになります。
「真実の愛は、誰かをあなたより優先すること。」
オラフがなにもわかっていないアナに優しく諭してあげるシーン。オラフって本当にいいこと言いますね。学習者にはなかなか思い浮かばない表現ですが、じんわり良さを噛み締めたい表現です。
「わたしのために命を懸けたの?」
エルサを助けるために氷になったアナが復活。そこにあったのは真実の愛でした。「sacrifice 犠牲にする、生け贄」ですが、ここでは「命を賭して助ける」といったニュアンスがしっくり来ます。
「少しも寒くないわ。」
最後はテーマソング「Let it go」から。言葉少ななエルサの心情がいちばんよく表れているのが歌詞の中ですね。自分を偽り続けたエルサの苦しみと解放感がよくわかります。neverを使うと強い否定の意志を表せます。