カランメソッドで効果を出せる学習ペースはどのくらいなんでしょうか?毎日受けられない人は効果が出せないんでしょうか?
実際に受講してみた感想を交えて解説していきます。
毎日受けるべき?カランメソッドの受講頻度
ネイティブキャンプの質問コーナーにこのような質問がありました。
カランのレッスンの頻度はどれ位が適切なんでしょう? なかなか復習の時間が取れず、10日おき位でレッスンを取っていたら、先生に10日も間が空いてるから忘れるんだ!と言われました、皆さんどれ位の頻度で取られてますか?
公式推奨は1日2本。わたしは1日2本がんばった時もありましたが、結果的に1日1本に落ち着き、レッスンに追いつけないときはさらに1日おきに受けたりしていました。だからといって効果が落ちた...とは思っていません。
カランメソッドは短期習得向け
ただし、そもそも論で、ルール的にも内容的にも短期線習得を目指して作られたメソッドです。内容はアドリブなしで、テキストの内容をひたすら繰り返す練習。
復習にレッスン時間の7割があてられる上、レッスン内だけでも最低3回は重ねて復習していく内容になっています。
間が空いて忘れると全く進めなくなりますので、記憶が新しいうちにさくさく進めたほうが効果を感じられる内容に設計されています。
カランは毎日受けるべき?
なので、公式推奨の毎日2回受講というのはたしかにそうかもと思う反面、正直英語のレッスンを1日2回は社会人では厳しい方も多いと思います。
無理ならわたしのように1日置きといったペースでも大丈夫です。習慣化できるなら週に2回、などでもいいでしょう。効果が半減する、ということはありません。やった分はしっかり積み重なっていきます。
ただ、進むペースが遅くなるのでその分レベルアップの実感を持ちづらい、というデメリットはあります。
1週間に1回というのも少し不足かも。1週間も前のことは忘れてしまいますので、せめて週2~3は受けたいです。
週4〜5回ペースの人向け
1日置きくらいのペースで受けるなら、復習が肝になります。
- カランの音声を聞かない日を作らない
- シャドウイングを徹底する
レッスンを飛ばした日はおさぼりの日ではなくて、きちんと復習の日に当てればとくに問題ありません。
むしろ理解力が上がって、むやみやたらに進めていた時より効果的だったように感じています。
デメリットは確実に1年以上はかかってしまうこと。早く進めたい方は、週末に追加レッスンをして調整するなどカバーもしやすいのでおすすめの日数です。
週2〜3回ペースの人向け
もう少しペースを落としてチャレンジしたい方は、最初から少しハードルを下げておくのがおすすめです。
大前提で、週2~3回だと全ステージ制覇を目指すのは厳しいです(※数年がかり)なので、ある程度目標とする英語テストのスコアまでを目指してみる、などするのが安心でしょう。
例えば、日常会話レベルをできるようになりたい、と思ったら、「CEFR:A2-B1=カランステージ4~6」あたりが目標になります。まずは半分を目指してがんばりましょう!
これなら少しスローペースでも、効果を感じやすく、カランを受けるメリットも感じられると思います。
習慣化が大事
どちらにしても、少しペースを落として受講するなら、習慣化がとても大事になります。
間が空いてしまうとついつい「今日はいっか。」「ちょっと自信ないな。また明日。」と気がゆるみがち。気づけばあっという間に1週間経っています...
なので、カランをやらない日はお休みではなく、"復習の日"と意識を持って続けるのが大切です。
わたしは習慣化苦手だったのですが、とにかく毎日カランの音声だけは聞くようにしたことが続いた理由だと思ってます。
- 毎日音声を聞く
- 毎日シャドウイングをする
- 毎日音読する
座学が必要だったら難しかったかもしれない。歩きながらでも復習できるのがカランのメリットです。
間を開けてしまってもずっとカランの音声には触れているので、忘れることもなくスムーズに取り組めました。
大事なのは続けることです。
みなさんのペースでがんばってみてください。